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ヤクルト1000は太る?朝プロテインは腎臓に悪い?みんながやっている体質改善の誤解TOP3

ヤクルト1000は太る?朝プロテインは腎臓に悪い?みんながやっている体質改善の誤解TOP3

はじめに

 

「ヤクルト1000は飲むとぐっすり眠れてストレス解消になる」

 

「朝プロテインを飲むとダイエットになる」

 

私は24歳の奈良県在住の女子なんですが会社がある大阪市内まで電車でけっこうかかります。

 

朝夕の通勤電車の中で眺めるインスタでの「朝ごはんをプロテインに置き換えるだけでこんだけ痩せた〜!」っていうリズミカルなリールをよく目にします。苦笑

 

先日、オアディスワンの上司に晩ごはんをご馳走になったんです。

 

オアディスワンがやっている体質改善専門店サンナナサロンの目の前にある焼き鳥屋「TOKI」さんに行ったときのことです。

 

(ちなみにTOKIさんは安くて美味しくて雰囲気がよくてオススメです♪)

 

体質改善専門店サンナナサロンの目の前にある焼き鳥屋「TOKI」のイメージ

<体質改善専門店サンナナサロンの目の前にある焼き鳥屋「TOKI」

 

そのTOKIさんでの1シーン。

 

私とオアディス上司がお店に行ったのは早い時間帯で18:00くらい。まだお客さんも少なくてTOKIさんの店長さんと常連らしき男性が楽しそうに会話をしていました。

 

店長さん「さいきん体調こわしたんですよね〜」

 

常連さん「あかんで!健康に気をつけないと!」

 

店長さん「なにか手軽にできることないですかね〜」

 

常連さん「とりあえす朝ごはん食べ!」「食べられへんかったら朝ごはんにプロテイン飲むだけでも違うから!」

 

オアディスワンの私としては…思わず耳をダンボにして聞いてしまいました。汗

 

朝飲むと太りやすいプロテインドリンクのイメージ

 

朝ごはんにプロテイン。。。

 

ち、ち、違うのに。。。

 

(となりでオアディス上司も苦笑していました)

 

そこで今回は!

 

世間一般的には「それって健康的だよね」って信じられていることの中で「実は健康的で

も何でもない」体質改善の誤解TOP3についてまとめたいと思います。

 

あくまでも私たちオアディスワンの見解ですがこの記事を読めば、

 

◎流行っている〇〇をやってみたけど効果がなかった

◎いろんな情報が流れていてどれを信じたらいいかわからない

 

っていう状態が少しは解消されるかもしれません。

 

それでは張り切って行ってみましょう!

 

 

よくある誤解 第3位:水素水はカラダにいい

 

コンビニでもたくさん見かける水素水。

 

結論から言うと、実はカラダにはほとんど効果がないかもしれません。

 

理由は2つあります。

 

まず一つ目は、世間一般的に言われている「水素がカラダにいい」というのは気体やイオンの「水素」であって、水素が水に溶けた「水素水」のことではないからです。

 

少し難しい話になりますが、、、

 

世間一般的に言われている「水素がカラダにいい」理由は、水素が活性酸素を除去する働きをするからです。

 

活性酸素はカラダを酸化させる物質で、一般的にはカラダを老化させたり酸化させたりするものとされています。

 

【エビデンスまとめ】

⚫︎活性酸素の産生が過剰になり、抗酸化防御機構のバランスが崩れた状態を酸化ストレスといいます。

 

※厚生労働省 e-ヘルスネット「活性酸素と酸化ストレス」

 

で、、、、

 

この活性酸素を除去する働きをするものの一つが「水素」であるとされているんですよね。

 

【エビデンスまとめ】

⚫︎活性酸素種の中でも非常に強い酸化力を持つものは細胞や組織を傷害することで様々な病気の原因となる。

⚫︎水素はこれらヒドロキシルラジカルとペルオキシナイト ライトを選択的に除去するとされている。

 

※保健医療学雑誌「活性酸素種と水素療法」

 

実は健康や美容にあまり効果のない水素水のイメージ

 

なるほど!

 

水素すげーじゃん!

 

ってなりますよね(笑)

 

ですが一方で残念な事実があります。

 

それが二つ目の理由です。

 

二つ目の理由は、気体の水素はほとんど水に溶けないことです。

 

具体的には、、、

 

気温20度、通常の1気圧の状態で、水1000g(1リットル)に対する水素の溶解量(溶ける量)は 0.00162g(重量比で1.62ppm)です。

(※国立天文台編 理科年表オフィシャルサイト「気体の水に対する溶解度」より)

 

気体の水素はほとんど水に溶けないことを表した水のイメージ

 

1リットルに約1000分の1グラムしか溶けないんです!

 

何じゃそりゃ(笑)

 

つまり、、、

 

コンビニで製品化されている水素水の多くは活性酸素を除去するほどの水素を含んでいない可能性があります。

 

実際に日本医科大学の太田教授が発表された「水素水とサビない身体: 悪玉活性酸素は消せるのか」という有名な本でも、例えばマグネシウムを使った化学反応で一時的に水素を大量の水に溶かした「水素水」のことを紹介しています。

 

活性酸素を除去する目的でコンビニで売っている水素水を飲んでもカラダに悪いことはもちろんありませんが、、、

 

あんまり賢明ではないかもしれません。

 

あまり効果のないコンビニで売っている水素水のイメージ

 

よくある誤解 第2位:酵素を食べると代謝が上がる

 

ここ数年でいちばん流行った(流行っている)ダイエット方法の一つに、酵素ダイエットがあるのではないでしょうか。

 

「酵素ドリンクを飲むと代謝が上がって痩せる!」

 

っていうキャッチコピーを見かけた人も多いと思います。

 

ですが、、、

 

結論から言うと、酵素を飲んでも食べても直接に代謝が上がることはありません。

 

飲んだら太る可能性のある酵素ドリンクのイメージ

 

それには科学的な理由があります。

 

理由の一つ目。

 

口から飲んだりしたり食べたりした酵素が私たちのカラダの中で「代謝酵素(たいしゃこうそ)」として使われることが100%ありません。

 

もう、100%ありません、って断言です。

 

私たちのカラダの中の酵素は以下のような式で表されます。

 

◉酵素=外部酵素+消化酵素+代謝酵素

 

口から摂取する酵素のことを「外部酵素」といいます。外部酵素はそのまま消化酵素として使われますので、代謝酵素に変わることはないんですよね。

 

(消化酵素を補充した結果として代謝酵素に余裕ができて代謝が上がる、ということはあります)

 

だから、、、

 

「酵素ドリンクを飲むと代謝が上がって痩せる!」

 

って堂々と書いている広告はひょっとして代謝のことが分かっていない可能性が高いです。

 

酵素ドリンクを飲んでも代謝に効果がないことを説明している図のイメージ

 

理由の二つ目。

 

酵素は口から飲んでも食べてもカラダには吸収されないからです。

 

なぜか?

 

酵素はタンパク質だからです。

 

タンパク質は私たちのカラダにとっては大きすぎるので「アミノ酸」という物質まで細かく分解する必要があるんですよね。

 

具体的に言うと、、アミノ酸の大きさの500倍〜2万倍が酵素の大きさなんです。

 

つまり酵素がデカすぎるんですよね。だから「酵素を摂ったら代謝アップ!」っていうのは間違いで、そもそも論で酵素をカラダは吸収することができないんですよね。

 

オアディスワンのおきかえナッツ「はつらっつ」には、代謝の材料になるアミノ酸がたくさん入っています。間食におきかえると代謝促進に効果的ですよ♪

 

まとめると、、、

 

酵素を口から摂取しても直接に代謝がアップすることはありません。

 

まず、消化酵素を助けて、その結果として、代謝酵素が働きやすくなる、というイメージです。

 

(それならば「何も食べない」方が代謝酵素が働きやすくなったりします。例えば犬や猫の動物が調子が悪いときに何も食べなくなるのはこのことが理由です。消化酵素を使う量を減らして代謝をあげようとしているんですよね)

 

代謝酵素と消化酵素について詳しく説明している図のイメージ

 

よくある誤解 第1位:プロテインドリンクは健康にいい

 

さて!第一位は衝撃の事実です(笑)

 

「プロテインを飲むと健康にいい」は間違いです。

 

むしろ逆です。プロテインドリンクばっかり飲んでいるとシンプルに太ります。肝臓も腎臓も疲れて調子が悪くなります。

 

詳しく説明しますね。

 

 

実は理由はシンプルです。

 

私たちのカラダはプロテイン(=タンパク質)を貯めておくことが出来ないからです。私たちのカラダが一度に吸収できるプロテインの量は約20gと言われています。

 

吸収し切れないタンパク質はどうなるか?

 

糖質と一緒ですね。カラダは摂りすぎたタンパク質(プロテイン)を脂肪として蓄えます。

 

ダイエットのため!と思って飲んでいた朝プロテインが太る原因だった。。なんとも悲劇的ですがこれは本当によくある話です。

 

プロテイン飲んだら筋肉になるんじゃないの?

 

っておっしゃる方がいるかもですが、それも誤解です。

 

◉筋肉=運動+タンパク質

 

です。つまり運動をせずにタンパク質(プロテイン)を摂取しても筋肉にはならないんですよね。

 

 

加えて、必要以上にタンパク質を摂取することは肝臓と腎臓に負担をかける可能性があります。

 

タンパク質には「窒素(N)」が含まれています。その窒素を無害なものにするために私たちのカラダの中の肝臓と腎臓が働いてくれているんですよね。

 

上記の式に釣り合わない、つまり、運動とのバランスが良くない過剰なタンパク質を摂取することは、太るだけではなく肝臓や腎臓の調子を乱してしまう可能性があります。

 

一番良いのは自然な食事でタンパク質をとること。ただ1日分のタンパク質を全て食事で補うのって意外と難しいですよね。

 

その場合は、足りない分をサプリメントから補うのもオススメです。サプリメントは加工工程で品質の良し悪しにかなり違いが出てきますので、安心できるものを選んでくださいね!

 

まとめ

 

今回、世間一般的には「それって健康的だよね」って信じられていることの中で「実は健康的でも何でもない」体質改善の誤解TOP3についてまとめました。

 

第3位、水素水は健康にいい。

第2位、酵素を摂ると代謝が上がる。

第1位、プロテインを飲んだら健康。

 

特に、第1位はさいきん流行でもあるだけに、皆さんにも正しい知識を身につけていただきたいところです。

 

ちょっとした知識で、

 

「ダイエットのためにやっているのに…体調が悪くなった…」

 

っていう事態を避けることができるかもしれません!

OR THIS ONE かなこ KANAKO

株式会社MEETSHOPのオアディスワン担当。新卒で入社→気がついたらオアディスワンのEC(通販)の立ち上げを任される。特技はtwitterの運営。担当している他社アカウントでは4日間で3,000フォロワー増を涼しい顔してやってのける。伸び代多め。奈良県在住。

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