はじめに
私たちはサンナナサロン(37SALON)という体質改善の専門店を運営しています。
「体温があがって夏にサンダルを履けるようになったよ!」
「無事に元気な赤ちゃんを出産することができました!」
「めっちゃ睡眠が改善されて仕事のパフォーマンスが上がった!」
このようなお客様の声に直に接することが出来るサンナナサロンは私たちにとっては元気の源です^ ^
また同時に、お客様の困りごとや悩みごとにお聞きするたいせつな「窓口」になっています。
そんなサンナナサロンではお客様がいろんなサプリメントを持ち込まれて、
「このサプリメントを飲んでいるんだけど…私に合っているか?教えてくれませんか?」
っていう質問をされることが多いです。
● ネットの情報で「良い」って聞いたけど…そもそも論でそのネット情報って本物なの?
● いろんなメーカーが同じような製品出しているけど…なにが違うの?
● 裏面を見るといろんな成分が入っているけど…どれも安全なの?
きっと皆さんは、サプリメントについてこのようなお悩みを抱えているんじゃあないかなと思います。
そこで今回は!
私たちがサンナナサロンの店頭でお答えしている「サプリメントの選び方」についてお伝えしようと思います。
こんかいお伝えする基準でサプリメントを選んでいただけると、ご自身の体質改善にぴったりのサプリメントがきっと見つかると思います。
前田晴代
この記事を監修しました。前田晴代です(^^)
■ この記事を監修いただいた専門家
前田晴代さん
体質改善専門店サンナナサロン®︎ プロデューサー/株式会社MEETSHOP 代表取締役
大阪淀屋橋に開業した37SALON(サンナナサロン)は広告宣伝費ゼロで顧客リピート率は93%を維持。 2021年には体質改善に特化した新ブランドOR THIS ONE(オアディスワン)をスタート。現在はその独自のヘルスケアプログラムを全国に広めている。
2019年度大阪トップランナー事業認定。2019年理化学研究所ヘルスケアビジコンファイナリスト。2020年池田泉州銀行ニュービジネス助成金大賞受賞。
そもそもサプリメントの働きとは?
まず、サプリメントの働きについて、ちょっと考えてみましょう。
サプリメントは英語でsupplementと書きます。英語は「補うもの」という意味です。
つまり本来サプリメントは普段の食事でじゅうぶんに摂ることができない栄養素を「補って」摂るものなんですよね。
例えるならば、歯ブラシとデンタルフロスの関係です。
歯磨きをせずにフロスだけ使う人っていませんよね?(笑)
普段の食事で私たちが摂っている栄養素はいってみれば歯ブラシを使った歯磨きみたいなもの。
歯ブラシだけでは届かない場所をきれいにするのがデンタルフロスの働きです。
同様にサプリメントも、普段の食事だけでは摂りきれない栄養素を「補う」のが本来の働きです。
もうちょっと具体的に説明しますね。
例えば私たちOR THIS ONEの「ればーのかわり」はヘム鉄を補うためのサプリメントです。
このヘム鉄という栄養素。
厚生労働省が推奨する「成人女性が一日に摂るべきヘム鉄の量」は10mgになっているんですよね。
1日の食事から鉄を摂取する量は、成人男性では7.5mg、月経のある女性では10.5mg(月経のない女性:6.5mg)が推奨されています。
※「貧血の予防には、まずは普段の食生活を見直そう」e-ヘルスネット/厚生労働省
10mgってどういう量かっていうと、、、
なんと!
一日に必要なヘム鉄の量はレバ刺し4皿分に相当するんですよね。
つまりレバ刺し4皿をまいにち食べ続けないと厚生労働省が推奨するヘム鉄の量は摂ることができないことになります。
それって現実的じゃありませんよね。。。
ってなって、ここでようやくサプリメントが登場するわけです。
このようにサプリメントとは本来、普段の食事で摂りきれない栄養素を「補う」ためのものです。
普段の食事がやはり大切であること。
そして、サプリメントは「補う」ものですので、サプリメントだけで劇的に何かが変わるようなことがないということをまずは理解していただけたらと思います。
避けたほうがいいサプリメントの成分①
では、前述のような前提をもとに、私たちが考える「避けたほうがいいサプリメントの成分」をお伝えしますね。
まず一つ目は「刺激成分」です。
例えば、唐辛子由来のカプサイシンなどが入ったサプリメントがそうですね。
カプサイシンには、こちらの農林水産省のサイトにもありますように、発汗作用や脂肪燃焼効果があるとされています。
カプサイシンを経口摂取することによって引き起こされる舌上の灼熱感を私たちは辛みとして認識しますが、その刺激は口腔内だけに生じるわけではなく、気管支や消化管全体におよびます。
※「カプサイシンに関する詳細情報」農林水産省
脂肪燃焼系のサプリメントなどもカプサイシンが含まれるものが多いですよね。
しかし前述のように考えると、、、
カプサイシンのような刺激成分はカラダに必要なものを「補う」ために摂るものではありません。
また、同様の成分にセンナ茶に含まれる「センナ」という成分があります。
センナは便秘改善を目的にした漢方薬などにも含まれる成分です。
センナに含まれる薬理成分のセンノシドが腸内細菌で代謝分解されず瀉下(しゃか)効果をひきおこすとされています。
※瀉下(しゃか)効果…便に水分が多く加わりしきりにくだること。ひどい下痢。
センナの便秘改善の効果は一般的な便秘薬とちがって、強制的に下痢を引き起こすことで得られるということです。
カプサイシンやセンナのような成分はシンプルにいうと、カラダに刺激を与えるもの、無理をさせるもの、です。
カラダに必要なものを「補う」ためのものではありません。
このような刺激成分を含むサプリメントは避けたほうがいいですよ、というのが私たちの見解です。
避けたほうがいいサプリメントの成分②
では、二つ目の「避けたほううがいいサプリメントの成分」にいきましょう。
それは「薬理成分」です。
薬理成分とは読んで字の如く、おくすり(お薬)に含まれている成分ですね。
お薬はそもそもカラダの不具合を対処的に治す/直すものですよね。
例えば、カゼ薬などがそうです。
健康なカラダが風邪になって、その風邪を治すために飲むのがカゼ薬です。風邪という緊急事態に対処するためのものです。
また、前述の①のところで紹介しましたセンナがまさに薬理成分と言えます。
本来カラダに必要な成分を「補う」ためのものではありません。
サプリメントの中にはセンナのように、薬理成分が含まれているものも稀にあります。
薬理成分はカラダに無理をさせることが多いですので、「補う」という意味のサプリメントの働きを考えた場合は避けたほうがいいと私たちは考えています。
化学的に製造された成分は悪いのか?
サプリメントの原料で「天然由来」と書いているものが多くあります。
だったら…
逆に「化学由来」の成分はカラダによくないのでしょうか?
このような質問をお客様からよくお受けします。
答えはNOです。
むしろ化学由来の成分のほうが安定していてパフォーマンスが高いことがあります。
例えば、香水などもそうですよね。
天然精油をつかった香水は香りの強さや質が製造ロットごとに変化しがちです。また日光などによって変色しやすかったりします。
一方で、化学的に生成された合成光量は香りの強さも質もつねに一定です。日光などにより変色もしにくいです。
サプリメントでいうと、、、
例えばビタミンCなどはむしろ化学的に製造された成分のほうが安定しているんじゃないかなって私たちは考えています。
サプリメントのおすすめの選び方
それではここまでのお話をまとめてオアディスワン流のサプリメントの選び方をお伝えしますね。
①無理矢理な成分が入っていないこと
サプリメントは本来「補う」ためのものです。刺激成分や薬理成分が入っているものはカラダに負担になりますので避けたほうがいいでしょう。
②「ふだん口から食べるもの」から出来ていること
カラダに必要な栄養素は「食事+サプリメント」の組み合わせで摂っていくものだと考えると、食事と同様に人がふだんから口にする成分からできているサプリメントがいいでしょう。
このような①②を満たすサプリメントはなかなか今の市場では見つけにくいかもしれません。
例えば、先ほどご紹介した私たちのオアディスワン「ればーのかわり」はこのような基準(①②)でつくられたものです。
裏面の全成分表示をご覧になっていただけると一目瞭然だと思います。たった一つのサプリメントをつくるためにこれだけ沢山の原材料を使っています。
それは兎にも角にも①②の基準をみたすサプリメントを皆さんにお届けしたかったからです。
まとめ
ここまで読んでいただいてありがとうございます!
サプリメント選びで迷ったら「サプリメントは『補う』もの」っていう言葉を思い出していただけたらと思います。
「補う」のがサプリメントの役割ですのでまずは普段の食生活がたいせつです。
その上で皆さんの体質改善にあったサプリメントを見つけていただけたらと思います。
また、私たちオアディスワンでは37SALONの店頭と同じように、メールやチャットでサプリメントや体質改善のご質問をお受けしています。
お気軽にご連絡くださいね!
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