はじめに
ふわぁぁぁ(大あくび)
眠たいな…今何時だろ…
と時計を確認すると【16時】を指している。
こんなふうに毎日きまって16時ごろに強烈な睡魔に襲われてしまうという方は少なくありません。
私たちは法人さま(企業さま)に体質改善の独自プログラムを販売しています。
その企業の担当者の方からも「就業中に社員が眠くなるのを防ぎたい」とよく相談されます。
やはり…
夕方に眠くなってしまうと”集中したいのに眠い”という状態になってしまいますよね。
そこで今回は!
⚫︎夕方(16時ごろ)に眠くなってしまう科学的な理由
⚫︎夕方の眠気を防ぐための方法TOP3
をお伝えしたいと思います!
前田晴代
この記事を執筆しました!
前田晴代です♪
■ この記事を監修いただいた専門家
前田晴代さん
体質改善専門店サンナナサロン®︎ プロデューサー/株式会社MEETSHOP 代表取締役
大阪淀屋橋に開業した37SALON(サンナナサロン)は広告宣伝費ゼロで顧客リピート率は93%を維持。 2021年には体質改善に特化した新ブランドOR THIS ONE(オアディスワン)をスタート。現在はその独自のヘルスケアプログラムを全国に広めている。
2019年度大阪トップランナー事業認定。2019年理化学研究所ヘルスケアビジコンファイナリスト。2020年池田泉州銀行ニュービジネス助成金大賞受賞。
しっかり寝ているのに夕方眠くなる原因
それではまずみなさんが夕方に眠たくなってしまう理由についてお話ししますね!
結論からお伝えすると、、
「血糖値スパイク」が起こっている可能性が高いです。
血糖値が…スパイク…?!
あまり聞き慣れないかも知れませんが、最近ではNHKでも取り上げられ注目されている症状なんです。
それでは血糖値スパイクって一体なにか?説明しますね。
血糖値=血液中の糖分の値 です。
血糖値スパイクの人は、この血糖値が一日の中で上がったり下がったり激しく変動してしまいます。
と…聞いてるだけではイメージしにくいですよね。
それでは下の図を見てください。
血糖値スパイクが起こっている人は健康な人に比べて、血糖値の最高値は高く、最低値は低くなっています。
糖は脳のエネルギー源になります。
つまり、、
血糖値が低くなりすぎると脳がうまく働かない。このとき私たちは眠気に襲われてしまうんです。
脳の主なエネルギー源はブドウ糖であるため、脳の血管には非常に多くのブドウ糖の輸送体が存在する。
※「脳の栄養~ブドウ糖(砂糖)とトリプトファンを中心として~」/農畜産業振興機構
では、もう一度さきほどのグラフをよく見てください。
ちょうど16時ごろに血糖値が低くなっていますよね!
お昼ご飯を食べ終わって血糖値がどんどん下がっていくと…ちょうど16時ごろに一番低くなりやすいってことです。
毎日この時間に眠くなっているということは、、
上の図のよう血糖値スパイクが起こっているのかもしれません!
急激に眠くなってしまうのも…無理ないですよね。
<コラム>
100人中87人が知らなかった衝撃の事実。
実は…人間のカラダは血糖値を下げるように出来ていない。
結論から言います。
私たちのカラダは血糖値を上げるのは得意なんですが、血糖値を下げるのが非常に苦手なんです。
アドレナリンやコルチゾールなど血糖値を上げるためのホルモンはたくさんあります。学説にもよりますが血糖値を上げるホルモンは◎種類あると言われています。
一方で、血糖値を下げるためのホルモンって…実はインスリンくらいしかないんです。
例えるならば、私たちにカラダは高性能のエンジンがついたスポーツカーみたいなものです。アクセルを踏めば(甘いものを食べたりアドレナリンを出せば)どんどん血糖値が上がる。
ところが、、、
私たちのカラダにはブレーキがたった1つしかついていないんです。するとどうなりますか??
インスリンを大量に作らなきゃいけないし、大量に作ったところで血糖値を下げきれないんです。
まとめると、、、
人間のカラダは「血糖値を下げる」ようには設計されていないんですよね。
眠くなった時に甘いものを食べるのはアリ?ナシ?
ではみなさん。
夕方眠くなってどうしようもない!という時にどんな対策をしていますか?
こう聞くと多くの人が「チョコとか甘いものをつまむ」って答えてくれます。
なるほど、、。
確かに甘いものを食べると血糖値があがるので!脳にエネルギーを送ることができますよね。
ですがよく考えてみてください。
チョコで血糖値を上げたとしても…数分後?数時間後?にはまた同じように血糖値は下がりきっているはずです。
つまり「眠くなったら甘いものを食べる」という作戦は応急処置にしかなりません。
それよりも大事なのは「血糖値をできるだけ急上昇させない」こと!
血糖値の急上昇がなければ急降下も起こりません。脳のエネルギー切れが起こらないということです。
夕方の眠気を抑える方法TOP3
それでは眠気を抑えるための実践的な方法を3つ!お伝えしたいとおもいます。
①血糖値をあげてしまう糖分は控えめにする
血糖値を上げる一番の原因は「食事」です。
糖分がたっぷり入っている食べ物は血糖値をおもいっきり上げてしまいます。
たとえば、、
下記の表にありますように、砂糖や小麦製品はあっという間に血液に溶けて血糖値を上げてしまいます。
とくに更年期になると血糖値が乱れやすく、午後の眠気に悩んでいる方が多いです。
そんな方は、一度食事のタイミングや内容を見直して、カラダを整えることが大事。
ただ、血糖値について一から理解して体質改善を実践するのはハードルが高い…という方は、プログラムなどを使ってカラダの変化を体感してみるのもおすすめですよ♪
②ゆっくり噛んで食べる
ふつう食事前の血糖値は低い状態です。
この状態でお昼ご飯をガガガっとかき込むと…
急にカラダの中に糖がいっぱい入ることになりますよね。血糖値はぐーんと急上昇してしまいます。
同じ食事をする場合でも、ゆっくり食べることで血糖値はゆるやかに上昇しますよ。
③食後にすぐに15分ほど運動する
①、②を気をつけたいけど…どうしても糖分の高いものをガガガッとかけこんで食べてしまう日もありますよね。
そんな場合は食べた後に軽くカラダを動かすようにしてください。
じつは、、
カラダを動かすことによって食後の血糖値急上昇をおさえられるんです♪
オススメはウォーキングです!
15分ほど散歩するなどカラダを動かすだけで午後の仕事のパフォーマンスが上がりますよ!
<エビデンス簡単まとめ>
⚫︎有酸素運動をすることで筋肉が糖を取り込んだり、血流量が増加して血糖値の低下がおこる
「Short walks after meals may prove important tool in managing diabetes/オタゴ大学」
まとめ
前田晴代
いかがでしたか?
ちょっと難しいはなしもあったので、以下に簡単にまとめますね!
<この記事の3行まとめ>
●夕方(16時ごろ)に眠くなってしまうには科学的な理由がある
●一番大きな理由は血糖値スパイク(低血糖症状)。
●血糖値スパイクを改善するには「食事の改善」が一番有効。
夕方に猛烈に眠くなる…これは決して病気ではありません。
しかし実際は、仕事に集中できなくてどんどん後回しになる…などさまざまな支障が出てしまいます。
まずは血糖値を上げやすい砂糖や小麦製品をとりすぎていないか?見直してみてください。
いつも夕方に眠くなる…という方におすすめなのはこちら↓
夕方16時ごろに眠くなる方におすすめ商品TOP3
<コラム>
外食やお酒が多くて食生活の改善なんか無理…いそがしい更年期の人におすすめの対策TOP3
とは言え、、、
仕事が忙しかったり家族の料理を作らなきゃいけなかったりすると食生活の改善もなかなか難しいものです。
「良い方法はなにかないかな?」って検索する時間ももったいないし。かと言って病院に行ってお医者さまに聞くほどのことでもない。
更年期専門店のオアディスワンは1,000名以上の40代50代の体質改善をご一緒してきました。そんなお客様に好評の「手軽にできる食生活の改善TOP3」をご紹介します。
ストレスで酸化した副腎のためのサプリ
食生活を改善する目的は…ストレスで酸化した肝臓と副腎(ふくじん)を「抗酸化」するため。なかなか食生活を改善できない人には抗酸化サプリ「こうさんかのかわり」が一番!
ただ、、、
食生活の改善は「よし、やるぞ!」と決意してもなかなか意志が続きませんよね。涙
・体質改善のトレーナーとのマンツーマンプログラム
・間食を血糖値の低いおやつへおきかえる
あなたに合った方法で、なんとなくの不調を根本から改善していってみてくださいね^^