炭酸が飲みたくなる人の特徴は？原因はストレス？【科学的に解説】

それではさっそく、炭酸水が無性に飲みたくなる理由についてお伝えします！

 

実は、炭酸が好きだという人にはある特徴があるんです。

 

「強いシュワシュワが飲みたい！刺激を感じたい！」という人は、、

 

疲れやストレスが溜まっている場合が多い！！

 

炭酸が飲みたいということと、ストレスにどんな関係があるのか？

 

これを理解するために、私たちがストレスを受けた時、カラダの中でどんなことが起こっているのか、みていきましょう。

 

 

わたしたちが疲れたり、ストレスを感じているときに、カラダの中で1番働いているのが「脳」です。

 

つまり、ストレスを受けるとたくさんのエネルギーを消費しているんですよね。

 

このままだとエネルギー不足になってしまいます。そうなると脳の機能が低下してしまうので、新しいエネルギーが必要です！

 

では、脳のエネルギーは一体どうやってつくられるのでしょうか？

 

実は…脳のエネルギーのほとんどは糖！

 

つまり、ストレスを受けやすい人は、糖が足りない状態になりやすい！

 

この状態を血糖値が低い＝低血糖と言います。
（糖は血液によってカラダ中に運ばれるので、血液中の糖の濃度が低いことを低血糖と言う。）

 

ここまでの流れをまとめると、、

 

 

こうなりますね！

 

 

ストレスを受けると、脳がエネルギーを消費して低血糖になりやすいということがわかりました。

 

低血糖になると、脳の機能が低下してしまうので、早く元に戻さないといけません！

 

では、血糖値はどうしたら上がるのか？

 

方法は２つ！

 

1 甘いものをたべる
2 刺激を受ける

 

順番に説明しますね。

 

一つ目の方法は「甘いものをたべる」です。

 

血糖値というのは、血液中の糖の濃度だとお伝えしました。

 

ですから、甘いもの＝糖分 を取れば、血液中の糖は増えます。

 

疲れてる時に甘いものが食べたくなる理由はこれです！血糖値を上げて元気にしようとしてるんです。

 

二つ目の方法は「刺激を受ける」です。

 

炭酸水を無性に飲みたくなるという方は、シュワシュワとした炭酸の強い刺激を求めているということになります！

 

なぜ、刺激を受けると血糖値が上昇するのでしょうか？

 

わたしたちのカラダが刺激を受けた時「アドレナリン」が大量に分泌されます。

 

アドレナリンの働きは、血圧を上昇させたり心拍数を上げてカラダを戦闘モードにすること！

 

試験前や試合前に緊張するとき、ドキドキしますよね？

 

あれはまさに、アドレナリンがたくさん出て心拍数を上げているんです！

 

 

このように、アドレナリンが出て心拍数が上がるということは、心臓の動きが早くなってるということ。

 

つまり…？

 

血液の流れが普段より早まってるんです！

 

これによって、血糖値が上がり、脳にたくさんの糖を届けられます。

 

⚫︎刺激をうける
↓

 

炭酸水をのんで、エネルギーがチャージできるなら問題ないんじゃ？って思いますよね。

 

問題は、アドレナリンで血糖値が上がった後にあるんです。

 

下の図を見てください。

 

 

このように、血糖値が下がっている状態（エネルギー不足）から炭酸を飲むと血糖値が上がりました。

 

上がった血糖値は下げなければいけません。

 

血糖値を下げる働きをするのが「インスリン」です。

 

★アドレナリン＝血糖値を上げる働き
★インスリン＝血糖値を下げる働き

 

このインスリン、問題なのが…血糖値を下げる以外の働き！

 

 

厚生労働省の記事にもありますように…

 

インスリンは糖を脂肪に変える働きがあるんです！泣

 

まとめると…

 

 

こんなことが起こってるんですね！

 

このようなインスリンを出しやすい体質は、太りやすい体質の原因になっているということです。

 

ここまでお伝えしてきたことから考えると、「インスリンの分泌を抑える」ということが大切なポイントです。

 

インスリンは、血糖値を下げるときに分泌されるので、血糖値を急上昇させなければ良い！

 

例えば、炭酸水を飲みたくなったときには、がぶ飲みしない。微炭酸のものに置き換える。このように少しずつカラダへの刺激を減らしてみてください。

 

また、甘いものも血糖値を上げる原因です。

 

お菓子をいきなり禁止にするというのは難しいとおもうので…ナッツになど、カラダに負担のないものに置き換えるのがオススメ！

 

ナッツは低糖質で栄養価も高いので、罪悪感なくたべれます♪