「季節の変わり目に肌が痒くなる…」
「暖かい日が続くと目が痒い…」
「更年期になると不調の期間が長くなった…」
春が近づいてきて暖かい日が増えるとすぐに花粉症の季節がやってきます。
花粉症の不調が年齢をかさねるごとに酷くなっている…!特に更年期の皆さんに多いようです。
そこで!
今回は!
更年期のための花粉症チェックTOP3をお送りしたいと思います。誤解がおおいのは「アレルギー」と「炎症」の違いです。
「え、、、痒くなるのって全部アレルギーじゃないの??」
って思っておられる方も実は多いんです。
この記事を読むと、
◎更年期の方が、皮膚が荒れやすくなったり、目が痒くなったり、涙が止まらなくなったりすることが多い
ことについて、原因と対策がわかります。
質問に答えてくれるのは、更年期専門ブランド・オアディスワンのプロデューサーの前田晴代さんです。
それではいってみましょう!
■ 質問に答えてくれる専門家
前田晴代さん
体質改善専門店サンナナサロン®︎ プロデューサー/株式会社MEETSHOP 代表取締役
大阪淀屋橋に開業した37SALON(サンナナサロン)は広告宣伝費ゼロで顧客リピート率は93%を維持。 2021年には体質改善に特化した新ブランドOR THIS ONE(オアディスワン)をスタート。現在はその独自のヘルスケアプログラムを全国に広めている。
2019年度大阪トップランナー事業認定。2019年理化学研究所ヘルスケアビジコンファイナリスト。2020年池田泉州銀行ニュービジネス助成金大賞受賞。
更年期の目の痒みや肌荒れの特徴
最近では、女性だけでなく、男性にも更年期があることが一般的に知られるようになってきました。
女性の場合、更年期とは「閉経の前後の5年間の期間」を指すことが多いです。45歳〜55歳くらい、という感じでしょうか。
まとめ
「男性は、女性のように閉経にあたる劇的なホルモンの変化がないため、いつ始まるのか、いつまで続くのかが不明瞭なことがあり、年のせいだろうと放置するケースが少なくありません」
また、最近では芸能人のヒロミさんが「不調の原因は男性更年期だった」とカミングアウトして、男性にも更年期障害があることが一般に知られるようになりました。
女性男性と問わず社会問題になりつつある、更年期の不調。
季節の変わり目には、目の痒みであったり、肌の腫れや赤みであったり、不調の症状が特にひどくなる場合が多いようです。
更年期の世代の方々が季節の変わり目で、目の痒みや肌荒れなどの不調をきたす原因の一つに、ストレスがあるとされています。
仕事であったり、、、
子育てであったり、、、
親の介護であったり、、、
更年期は人生のなかでも一番ストレスが多い時期だということができます。
ストレスが多いとカラダはアドレナリンを多く分泌します。
アドレナリンの材料はタンパク質です。
ストレスが多い
↓
アドレナリンをたくさん作る必要がある
↓
タンパク質がたくさん必要
このような流れでカラダがタンパク質不足に傾きます。タンパク質が不足すると肌荒れや、目尻の粘膜が荒れる原因になります。
(粘膜の材料はタンパク質)
また、アドレナリンが多く分泌されるとカラダは交感神経優位になりますので、カラダが緊張状態になりがちです。緊張状態のカラダは消化吸収があまり進まなくなります。
つまり、ストレスが多くアドレナリンが多く分泌される人は、便秘がちになります。
便秘になるということはカラダの中の老廃物がカラダの外に出ないことになりますので、デトックスができず毒素がカラダの中にとどまる原因にもなります。
例えば重金属イオンなどのアレルゲンもカラダの中に残ったままになりますので、肌荒れやかゆみの一因になります。
また、アドレナリンはカラダの中の「副腎(ふくじん)」という場所で作られます。副腎はアドレナリンのほかにも数多くの神経伝達物質を作っています。
例えば、カラダの炎症を抑えたり、朝にカラダを起こしたりする物質である「コルチゾール」も副腎で作られています。
つまり、ストレスからアドレナリンの生産が増えてばかりいると、副腎がつくる他の神経伝達物質の生産に影響が出ます。
このような理由から特に更年期の方々はストレスから目の痒みや肌荒れを起こしやすい傾向があると言えます。
それに加えて、、、
季節の変わり目そのものが「刺激」です。
昨日まで寒かったのに今日は急に暖かくなった!というのは気温差という刺激ですよね。
刺激とはストレスですので、ただでさえストレス(刺激)にさらされて不調をきたしている更年期の人たちは、より不調を起こしやすくなります。
更年期のための花粉症チェックTOP3
では、更年期のための花粉症チェックTOP3をご紹介しようと思います。
その前にかんたんに、、、
「炎症」と「アレルギー」の違いについて説明させてください。
目が痒かったり肌が赤くなったり腫れたりするのって「ぜんぶアレルギーでしょ?」って思ってしまいがちです。
ただ、、、
科学的には「炎症」と「アレルギー」はちょっと違っています。
◉「炎症」とは?
炎症物質が原因のことが多い
(だから炎症物質をなくせば痒みや腫れは治る)
◉「アレルギー」とは?
白血球の免疫の働きが原因のことが多い
(だから白血球の働きまで考えないと治らまい)
めちゃくちゃ簡単にいうと、、、
プロスタグランジンやインスリンなどの「炎症物質」が原因でおこる痒みや腫れ、赤みのことを「炎症」と言います。
一方で、カラダの中に入ってきた異物(アレルゲン)に対して白血球が働く反応のことを「アレルギー」と言います。
炎症は、カラダの中に原因物質が発生するかんじ。
アレルギーは、カラダの外から原因物質は入ってくるかんじ。
そう考えておいてOKだと思います。
まとめ
アレルギーは生体にとって異物(アレルゲン)がIgEと呼ばれる抗体に結合し、それが肥満細胞を刺激すると炎症の元となる化学物質が放出され、アレルギー症状が誘発される
炎症とアレルギーの違いがわかったところで、、、、
それでは!
更年期のための花粉症チェックTOP3をご紹介しましょう!
この3つに当てはまる人は特に花粉の季節の症状がひどくなりがちです。更年期のストレスからアドレナリンが過剰に分泌されて、痒みや赤み、腫れなどの炎症がでがちです。
ご自身の生活や特徴をよく振り返っていただけたらと思います。
第3位:辛いものが好き、炭酸水をよく飲む、コーヒーを1日3杯以上飲む
辛いものは炭酸水など、カラダが刺激をかんじる食べものや飲みものが好きな人は、アドレナリンを多く分泌しようとカラダが求めていると考えることができます。
辛いものや炭酸
↓
カラダが刺激を感じる
↓
アドレナリンを分泌する
という感じです。
更年期のストレスが多い人は副腎が疲労していますので、肌荒れなどの炎症以外にも体調不良をおこしている可能性が高いです。
第2位:仕事の内容がまいにち違っている、仕事でトラブルが多い
第3位は食生活の論点でした。通常の生活面でも刺激=ストレスの多い人は炎症がひどく出る可能性があるので要注意です。
仕事の内容がまいにち変化しているような方(経営者の方や管理職の方など)は仕事の環境からストレスを感じることが多いです。仕事の内容の変化そのものが刺激だからです。
副腎が疲労している可能性が高いですので注意が必要です。
第1位:小麦製品をよく食べる
アドレナリンの分泌は血糖値とも大きく関係しています。
小麦製品や甘い食べものなどを間食にとるひとは血糖値の日中のカーブが乱高下している可能性が高いです。
この状態を「血糖値スパイク」といいます。
血糖値スパイクは決して病気ではないのですが、上の図からもわかりますように血糖値の値が極端に高くなったり、低くなったりします。
血糖値が低い状態をどうにかするためにカラダはアドレナリンを分泌します。
ストレスだけでなく日常の食生活も、肌荒れや赤み、腫れなどの炎症の原因になっている可能性が高いです。
まとめ
季節の変わり目、更年期の人たちは、肌荒れや痒み、肌の赤みや腫れに悩むケースが多いです。
原因は花粉症であるとは限りません。
花粉症は、カラダの外から原因物質(アレルゲン)が入ってきて、その結果にカラダのなかに炎症が起こります。
一方、更年期は日常のストレスや食生活から、自分で自分のカラダのなかに原因物質(炎症物質)を作ってしまいがちです。
自分で自分のカラダの中に原因を作ってしまう原因は3つ。
第3位、刺激の多い食べ物。
第2位、変化が多い仕事内容。
第1位、小麦製品の食べ過ぎ。
いずれも、アドレナリンの分泌過剰につながって、副腎(ふくじん)の疲労につながります。
花粉症と違ってカラダの中の話ですから、体質改善で対処が可能です。
オアディスワンでは、副腎疲労には「抗酸化(こうさんか)」をおすすめしています。
疲労するということは科学的には「酸化」すると同じことでです。ということは「酸化」をストップすることが一番だと言えます。
オアディスワンの抗酸化サプリ「こうさんかのかわり」は男性のお客様の愛用者も多いです。
ページには更年期の抗酸化対策について詳しく説明していますのでぜひ読んでみてください。
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