30代のプレ更年期、40代50代の更年期の多くが悩んでいることって、いったい何ですかね?
私たち更年期専門ブランド・オアディスワンが独断と偏見でTOP3をまとめると、、、
3位 痩せにくくなった
2位 貧血気味って診断された
1位 イライラしがち
って感じになるんじゃないかなあって思います。
「痩せにくくなった、が、1位じゃないの!?」
って声があることが重々承知です(笑)
ですが、30代プレ更年期、40代50代更年期、って、ちょっとしたことで不安になったりストレスを感じたりする時期でもあるんです。
だから毎年の健康診断で、
「あー、これは貧血気味ですね」
ってお医者さまに言われたりするだけで、必要以上に気にしたりするんですよね。
また一方で、、、
私たち更年期専門ブランド・オアディスワンから言わせてもらうと、、、
3位の「痩せにくくなった」も、1位の「イライラしがち」も、実は、2位の「貧血気味」が原因だったりするんですよね、、、!
貧血が原因
↓
痩せにくくなったりイライラしたりする
っていう関係性なんです。
そこで今回は!
更年期専門ブランド・オアディスワンが解説する貧血改善の方法をまとめてみたいと思います。
おそらく9割の人は「正しい貧血改善方法」を知りません。
科学的な知識もわかりやすくまとめますので最後まで読んでくださいね。
貧血は鉄分不足だけが原因じゃない!貧血の科学的な定義
結論から言いますね。
貧血は鉄分不足から起こるのではないです。つまり鉄分だけを摂取しても貧血は効率的に解決はしないんです。
順番に説明していきますね。
まずは「貧血」について科学的な、正しい定義を知ることから始めましょう。
厚生労働省のe-ヘルスネットによると、貧血の定義、はこんな感じです。
鉄が不足すると、赤血球の中のヘモグロビンが減って赤血球の数が減るため、酸素の供給が十分にできない状態となります。これを「鉄欠乏性貧血」といいます。
※鉄(厚生労働省 e-ヘルスネット)
簡単にまとめますね。
◉貧血とは血液中のヘモグロビンが減っている状態
◉ヘモグロビンが減ると酸素をじゅうぶんに運べない
この状態が「貧血」です。
つまり貧血とは血液が酸素をじゅうぶんに運べていない状態のことです。
では、、、
酸素を運べないと一体どんなことが起こりますか?
カラダ中の細胞に酸素が届いていない状態です。細胞が酸欠になりますよね。
酸欠っていうのは高山など空気の薄い場所にいくと起こるアレです。気分が悪くなったり吐き気がしたり頭痛がしたりしますよね。
つまり、、、
貧血とは「細胞の酸欠」なんですよね。
細胞が酸欠を起こしているのでそりゃいろんな体調不良が起こります。
前述の厚生労働省のe-ヘルスネットによると、
集中力の低下や、頭痛、食欲不振などの症状があります。また、筋肉中のミオグロビンが減ることで、筋力低下や疲労感といった症状も起こります。
※鉄(厚生労働省 e-ヘルスネット)
集中力が低下したり、、、
頭痛がしたり、、、
食欲がなくなったり、、、
筋肉が減ったり、、、
疲労感が増したり、、、
全身の細胞が酸欠を起こしているので!いろんな症状が起こるわけです。
では次に、、、
このような貧血の科学的な定義に基づいて「正しい貧血改善方法」を考えてみましょう。
貧血とは血液中のヘモグロビンが減っている状態です。
ならば、、、
ヘモグロビンの質と量を増やせば!それは正しい貧血改善方法になりますよね。
ところが!
ここに9割の人が誤解している衝撃の事実が存在しています。
「ヘモグロビンを増やすために鉄を摂ればいいんでしょ!」
「鉄不足を解消すればヘモグロビンが増えるんでしょ!」
そう思っている人はとても多いです。
結論から言うと、、、
半分は正解ですが半分は間違っています。
ヘモグロビンは「ヘモ」と「グロビン」が合わさって出来ます。
ここで、
◉「ヘモ」→ ヘム鉄
◉「グロビン」→ グロビンたんぱく質
を表します
、、、もう分かりましたね。
貧血改善のためにヘモグロビンを増やしたい!
ヘモグロビンを増やすには鉄分不足を解消するんだ!
鉄分をたくさん食べよう!
これではヘモグロビンの材料の半分しか摂れていないことになります。ヘモグロビンを効果的に増やすにはヘム鉄だけでなくタンパク質もしっかり摂る必要があるんです。
まとめると、、、
「貧血改善のためには鉄分不足を解消すればいい」って考えているひとは非常に多いです。
ですが、科学的に考えても鉄分不足を解消するだけでは貧血の原因であるヘモグロビン不足は解消されません。
ヘム鉄だけでなくタンパク質もしっかり摂る必要があるんです。
貧血改善はヘモグロビン増やす おすすめ方法TOP3
では!
貧血改善のためにヘモグロビンを効果的に増やす方法TOP3をご紹介したいと思います。
第3位 タンパク質を毎食かならず摂る
第3位は、ヘモグロビンの材料であるタンパク質をしっかり摂取することです。
注意しなければいけないのは、タンパク質は「摂り貯め」ができない栄養素である、という点です。
夕食にがっつり鶏のささみ肉を食べればいいんでしょ!
これはNGです。
朝食、昼食、夕食、少しずつでもいいですから毎食にタンパク質を少しずつ食べてください。
日本経済新聞によると、
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準2020年版」では、18歳以上の1日当たりのたんぱく質摂取の推奨量は、女性が50g、男性が65gです
※あなたのたんぱく質摂取量、足りている?(日本経済新聞)
と、あります。
例えば成人女性が50gのタンパク質を摂取しようと思うと、、、
◉朝食:ゆで卵と納豆
◉昼食:お豆腐(半丁)
◉夕食:魚の切り身
くらいを食べなきゃいけません。けっこうな量ですよね。。。
そりゃ、、、
タンパク質不足になって貧血になりますよね。
第2位 亜鉛と葉酸とビタミンB12を摂る
第2位は、ヘモグロビン生成に必要ないろんなミネラル(亜鉛、葉酸、ビタミンB12など)を摂ることです。
30代プレ更年期、40代50代更年期の人がよくやる間違いが、
「貧血だから鉄分のサプリを買って飲んでいる」
です。
実はヘモグロビン生成には鉄分とタンパク質だけでなく、さまざまなミネラルが必要なんです。
厚生労働省によると、
赤血球が作られるときには葉酸(ビタミンの1種)やビタミンB12などが必要になります。葉酸の多い食品はレバーやほうれん草、アスパラガス、ブロッコリー、納豆など、ビタミンB12の多い食品はレバー、魚介類、チーズなどです。
※貧血の予防には、まずは普段の食生活を見直そう(厚生労働省 e-ヘルスネット)
と、あります。
この点を誤解している人もとても多いです。
第1位 非ヘム鉄ではなくヘム鉄を摂る
第1位は、これも誤解ポイントなんですが、、、
そもそも論で「鉄分」も、ヘモグロビン生成に効率的なものを摂らなきゃいけないよ、ということです。
前述のようにヘモグロビンの材料はヘム鉄です。ところが「非ヘム鉄」っていうのがあって、こっちの鉄分はヘモグロビン生成にはとても効率が悪いんですよね。
◉ヘム鉄
→吸収率が高い(15〜25%)
→酸化していない鉄分
◉非ヘム鉄
→吸収率が高い(2〜5%)
→酸化してしまった鉄分
実は、、、
病院で処方される鉄剤も非ヘム鉄であることが多いです。
市販のサプリメントも原材料名に書いてある「ヘム鉄」と書いてあっても、製造工程で酸化してしまって「非ヘム鉄」ってなっていることが多いです。
酸化しているか?酸化していないか?
ご自身で出来るかんたんな見分けかたがあります。こちらの動画で解説してみましたのでぜひ確認してみてください。1分くらいの動画です。
まとめ
「貧血改善は鉄分不足を解消すればいいんでしょ!」
このように誤解している人はとても多いです。
まず、貧血とは「細胞の酸欠」です。細胞が酸欠状態になるので様々な体調不良が起こります。
筋肉が減少しますので代謝が落ちて太りやすくなりますし、血液に乗せて酸素が脳に運ばれませんので、イライラすることが多くなります。脳細胞が酸欠状態になっているからです。
次に、貧血を改善するにはヘモグロビンを増やすことが効果的です。
ヘモグロビンの材料は、ヘム鉄、タンパク質、葉酸、亜鉛、ビタミンB12、などです。これらをバランスよく摂取して効率的に貧血改善する必要があります。
ヘモグロビンを効率的に増やすポイントは3つ。
第3位
タンパク質を毎食かならず摂る
第2位
亜鉛と葉酸とビタミンB12を摂る
第1位
非ヘム鉄ではなくヘム鉄を摂る
です。
いずれも、貧血改善のための科学的な方法です。すぐにでも生活に取り入れることができることもおおいと思います。
ぜひチャレンジしてみてください!