はじめに
「なかなか筋肉が増えないなぁ」
健康増進・ダイエット・ボディメイクなどなど、いまより筋肉をつけたい!と思っても筋肉を増やすのって想像以上に難しいですよね。
そこでみなさんたどり着くのが…「プロテイン」!
(プロテイン=タンパク質を補うための栄養補助食品)
以前はプロテイン=アスリートの飲み物 というイメージがありましたが、いまではすっかり身近な飲み物になりました。
「筋肉をつけたいからプロテインを飲んでいる」という人は多いと思います。
しかし実は、、、、多くの人は必要以上にプロテインを飲んでしまっています。
正しく理解せず飲むと、うまく筋肉増強につかうことができず余計な脂肪がつく原因になります。
今回は筋肉の増やし方とプロテインについて!
⚫︎そもそもプロテインは飲んだ方がいいのか?
⚫︎筋肉がつきにくい人の本当の原因
こんなかんじでお伝えしていきたいと思います。
プロテインを飲んでも筋肉はつかない
まずはプロテインを飲む意味について簡単に整理してみましょう。
筋肉をつけるためにプロテインを飲んだ方がいいと言われる理由はなにか?
みなさんご存知の通り「タンパク質は筋肉をつくる材料」だからです。
タンパク質は筋肉などの体調節機能成分として存在する重要な栄養素
※厚生労働省 e-ヘルスネット「タンパク質」
筋肉は「トレーニングで傷ついた部分を修復するときに、より頑丈になろうと強化されていく」ことでつくられます。
この「修復」にタンパク質が必要。
スポーツ選手やカラダを鍛えている人は、トレーニングで筋肉をかなり傷つけているので…ふだん食事からとっているタンパク質量では修復するための材料が不足してしまう。
ですので、プロテインでこの材料を補います。
さて、ではみなさんは普段どれほど筋肉を傷つけているでしょうか?
なかなかプロのアスリートのような運動や、ジムのトレーナーさんのように筋肉を追い込んでいるという方はいないと思います。
そう…。運動量とプロテイン量が見合っていない方って多いんです。汗
日常的にプロテインが必要なのはごく一部の人だと考えてください。
「でも…プロテインってカラダに良いし摂り過ぎても問題ないでしょ?」
って思われるかもしれません。
しかし実は、、、、
運動量が少ないのにプロテインでタンパク質をとりすぎるとカラダの中でタンパク質が余ってしまう。
すると…
⚫︎プロテインでタンパク質を必要以上にとる
↓
⚫︎カラダの中でタンパク質を使いきれず余る
↓
⚫︎代謝できなかったタンパク質は脂肪として蓄えられる
脂肪がふえる原因になってしまうんです!
まずは食事でしっかりタンパク質をとる。その上でハードな運動をした日だけ補助的に飲む。というふうに上手く摂り入れるよう意識してくださいね。
筋肉がつきにくい本当の原因
プロテインを飲む人は筋肉量を増やしたいと思っているはず。
このために大切なのは、筋肉がつくられるメカニズムと自分のカラダの状態を正しく知ることです。
先ほども言いましたように…筋肉量を増やすには、トレーニングで筋繊維をかけて損傷させ、以前よりも頑丈な筋繊維に修復されるというプロセスが必要です。
このことから、筋肉がつきにくい人の理由は大きく3つあると考えられます。
1.トレーニング量が少ない(筋繊維を損傷できていない)
2.損傷した筋繊維を修復する作業が上手くできていない
3.修復するのに必要なタンパク質が不足している
この中で、ほとんどの方は1と3を改善して筋肉を増やそうと考えているのではないでしょうか。
しかし、、、
実際には2が原因となっているパターンがすごく多い!
なぜ「2.筋繊維を修復する作業が上手くできない」ということが起こるのか?詳しくみていきましょう。
カラダの中で新しいものをつくるとき行われるのが「代謝」です。
筋肉も細胞でできていますよね。細胞が代謝をすることで筋肉もあたらしく生まれ変わっていきます。
つまり代謝がわるい人は筋肉がつきにくい体質になってしまう。
そして、、、
代謝が悪い根本的な原因は血液の状態に問題がある可能性が高いです。
代謝と血液ってどんな関係があるのか?
まず、代謝を行うためにはカラダ中の細胞がしっかり働かないといけません。
(細胞はカラダを動かすエンジンのようなもので、細胞が働きエンジンをかけることで代謝が行われます。)
細胞が働くために必要なのが…『酸素』!
わたしたちが富士山に登ったとき空気が薄くなるとしんどくなるように、細胞にとっても酸素は必要不可欠なもの。
酸素が不足すると酸欠になってうまく働けないのです。
そして、細胞が酸欠にならないよう酸素を運んでくれるのが【ヘモグロビン】という物質。
ヘモグロビンは血液中の赤血球に存在しています。
スーパーのカートをイメージしてみてください。
ヘモグロビンはスーパーのカートのように、カゴの中に酸素を入れて血液に乗り全身に運びます。
しかし血液中のヘモグロビンが少ない・質が悪いと十分に酸素を届けることができないんです。
⚫︎血液の状態が悪い(ヘモグロビンの量や質が悪い)
↓
⚫︎細胞に酸素を運べない(細胞が酸欠)
↓
⚫︎代謝を行えない
↓
⚫︎損傷した筋繊維を修復できない
このように、元気なヘモグロビンが作れていないことを「貧血」といいます。
実は自覚症状のない貧血の方は結構いて…特に20~30代女性は65%が鉄分不足です。(※厚生労働省 鉄分摂取量調査より)
トレーニングをしてるのに…タンパク質とってるのに…なかなか筋肉がつかないという人は、血液の状態を良くして代謝を上げることで解決できるかもしれません。
貧血を改善するたった一つの方法
それでは、貧血を改善して代謝を良くするために必要なことをお伝えしたいと思います。
さきほどお伝えしたように、代謝が悪い人は血液中の【ヘモグロビン】に問題がある場合が多いです。
ということは…カラダの中でヘモグロビンをしっかり作れるようになることが大切!
ヘモグロビンの材料は「タンパク質」と「ヘム鉄」です。
タンパク質は毎日意識してとってる!という方が多いと思いますので、今回はヘム鉄のとり方について簡単にまとめたいと思います。
鉄分は「ヘム鉄」「非ヘム鉄」という二種類に分けることができます。
ヘム鉄はレバーやカツオなどの動物性食品に含まれる鉄分。非ヘム鉄はひじきやほうれん草など植物性食品に含まれています。
この二つの違いは……ズバリ、カラダへの吸収率!
◎ ヘム鉄:15~25%を吸収
◎ 非ヘム鉄:2~5%を吸収
貧血には鉄分!とよく聞きますが、重要なのは「ヘム鉄」で鉄分をとれているかどうかです。
カラダ中に栄養を運べる血液にするために、ふだんの食事からタンパク質とヘム鉄を意識してとってください。
ただ、、、ヘム鉄は動物性食品に含まれているのでなかなか毎日とるのが難しい。汗
おすすめはサプリメントで補うことです。
ただサプリメント選びって種類が多くて難しいですよね。
例えば…製造工程で熱や圧力が加えられているサプリメントは、ヘム鉄をつかっていても実際は酸化した鉄分(非ヘム鉄)だという可能性が高かったり。
オアディスワンのヘム鉄サプリ「ればーのかわり」の開発コンセプトやこだわりはたくさんありますが、、、
一番の特徴は、ヘム鉄が酸化してしまうのを防ぐためにサプリメントを人の手で一つひとつ手詰めしていることです。
製造工程の熱や圧力で酸化して非ヘム鉄になってしまうことを防いでいるので安心して飲んでいただけますよ(^^)
まとめ
筋肉をつけたい人に人気のプロテイン。多くの方はプロテインでタンパク質を摂りすぎてしまっているかもしれません。
筋肉量を増やすには「トレーニングで筋繊維に負荷をかけて損傷させ、以前よりも頑丈な筋繊維に修復される」というプロセスが必要です。
筋繊維を傷つけるほどのハードなトレーニングをしていない人にとってプロテインのタンパク質量はかなり多い!摂りすぎたタンパク質はカラダの中で脂肪となって蓄えられてしまいます。
プロテインを飲んだり筋トレをしても筋肉がつきにくい方は、血液の状態がわるい可能性大!
筋肉をつくる代謝に必要な酸素を細胞にとどける、血液中の【ヘモグロビン】の質や量が悪いと、筋肉を新しく作れないんです。(これを貧血といいます)
ヘモグロビンの材料は「タンパク質+ヘム鉄」!とくに不足しがちなヘム鉄を毎日意識してとりいれてみてくださいね♪