はじめに
「貧血気味なんです…」
っていうお客様はとても多いです。
というか…
ほとんどすべての女性は「貧血かも」と自覚しているのではないでしょうか?
私たちはこのOR THIS ONEでも体質改善プログラムを運営していますので、そのようなお客様のリアルな声を直接にいただきます。
ところが…
そのようなお客様に対して、
「では、貧血の定義って何ですか?」
ってこちらからご質問すると「???」と答えに困ってしまうお客様がとても多いです。
これはとても不思議な話です。
貧血で困っていると自覚があるにも関わらず、貧血の定義について知っているお客様はとても少ない。
正体がわからないものに対して困っている!
例えば私たちを悩ます新型コロナウイルスだって科学的な研究が進んでコロナウイルスの正体が解明されてくるとだんだんと怖くなくなりましたよね。
ワクチンや飲み薬も開発されてきた。
ところが正体がわからなかった2019年ごろはとにかく怖くて仕方がなかった!
正体がわからないものは怖いんです。
そこで!
今回は皆さんが怖がってしまっている貧血を徹底的に解説していきたいと思います。
実は…貧血は「赤血球の大きさ」について考えるとわかりやすいよ~ってことも説明しますね。
それでは行ってみましょう!
そもそも貧血の定義って?
まずは皆さんが「貧血かも」って怖がってしまっているアイツの正体を明らかにしていきましょう。
正体さえわかれば怖がる必要なし!です(笑)
それが正体がわからないものならば怖がり続けるしかありません。オバケや幽霊がなんで怖いかっていうと正体が科学的にわからないからですよね。
でも貧血は違います。科学的に正体をはっきりさせることが出来ます。だから怖くもなんともないんです。
ズバリ結論からいいますね。
貧血の正体は「血液の酸欠」です。
はい、酸欠です。
私たちのような登山初心者の素人さんが急に高い山に登ったりすると、空気が薄くなって頭がガンガン痛くなったり気持ち悪くなって吐いてしまったりする、あれです。
詳しく説明していきますね!
まず、私たちは血液に乗せて全身に酸素と栄養素を運んでいます。
呼吸で取り入れた酸素を肺で血液に混ぜている、また、食事で取り入れた栄養素を腸から吸収して血液に混ぜている、そんなイメージですね。
血液の中では赤血球(せっけっきゅう)という物質が酸素をはこんでくれます。
私たちはこの赤血球のことを「スーパーのカートみたいなものですよ」とお伝えしています。
はい、皆さんが食材を買いにスーパーマーケットに行った時に買い物につかう車輪とカゴのついたアレです。
つまり、私たちは血液の中にあるカート(赤血球)に酸素を乗せて運んでいるわけです。
ここまでのことをちょっとまとめますね。
●血液に乗せて酸素と栄養素をカラダじゅうに運んでいる
●血液には赤血球という酸素を運ぶためのカートがある
勘のいい方はもうお分かりですよね(笑)
はい、その通りです。
貧血とは、血液の中のカートの量と質が足りなくなっている状態です。
カートの量が不足したりカートが小さかったりすると十分に酸素を運ぶことが出来ませんよね。
またカートが故障したりしていて質が悪かったりしても効率的に酸素が運べません。
例えば、あなたが買い物に行ったスーパーマーケットのカートがめっちゃ小さかったらどうしますか?
キャベツ1個乗せたらもう何も運べないくらいのカートです(笑)
思わず店員さんに「どうなっているねん!」って怒鳴り込みますよねw
また例えば、いざ買い物を始めよう!って思ったときにカートの車輪が整備不良でガタガタだったらどうしますか?
30分で買い物終わらなきゃ!って思って家を出たのに1時間以上かかったりしてその後の計画がぐちゃぐちゃになりますよね。
貧血ってそういうことなんです。
酸素を運ぶためのカートの量や質が不足していてカラダじゅうに効率的に酸素が運べていない。
そう考えていただけるといいかと思います。
貧血だとカラダに何が起こる?
さて、前述のように「貧血はカートの質と量の不足が原因」って考えるてみると、どうでしょう?
貧血によって私たちのカラダに何が起こるか?ということが自然に理解できると思います。
カートによって全身に酸素がじゅうぶんに運ばれなくなると…何が起こるでしょうか?
カラダじゅうの細胞で酸素が不足することになりますよね。
まさに、、、
全身の一つひとつの細胞が酸欠になるイメージです。
細胞が酸欠!
つまり前述のような高山に登って頭痛がガンガンすることや吐き気でゲロゲロしちゃうことが全身の細胞で起こってしまうっていうことです。
全身の細胞がゲロゲロいっちゃうんです。(笑)
細胞っていうのはカラダの最小単位ですよね。
で、細胞が集まって皮膚とか筋肉とかの「組織」になります。
で、組織が集まって脳や胃腸などの「臓器」になります。
つまり、、、
細胞レベルで酸素不足(貧血)が起こると、、、
当たり前ですが組織のレベルでも酸素不足が起こり、臓器のレベルでも酸素不足が起こります。
だから貧血だとカラダじゅうのいろんな臓器が不調を起こすんですよね。
以下は、厚生労働省のサイトに載っている貧血の症状です。
<貧血の症状>
●集中力の低下
●頭痛
●筋力低下
●疲労感
いかがですか?これって酸欠の症状と同じですよね?
つまり、、、
私たちのカラダ全身で起こる酸欠と、貧血によって起こる細胞じゅうの酸欠とは、同じなんですよね。
赤血球は大きすぎても小さすぎてもダメ
ここでちょっと考えてみましょう。
カートが小さいから問題なんだったら…カートを大きくすればいいじゃん!
つまり…赤血球を大きくすればたくさんの酸素を運べるじゃん!
この考え方は正しいのでしょうか?
答えはNOです。
私たちのカラダには全身に毛細血管という非常に細い血管が張り巡らされています。目に見えないくらいの細い血管です。
私たちのカラダの血管の99%は毛細血管であると言われています。
「毛細血管は全身の血管の99%を占め、酸素と栄養を体のすみずみまで送り届ける大切な働きをもっています。」
実は、、、
赤血球が大きくなってしまうとこの全身の99%を占める毛細血管に赤血球が入らなくなってしまうんです!
大きくなりすぎて入らない!
カートが大きすぎてレジ前の通路を通れないイメージですね。お会計ができないから買い物が終わらない…ってことになります。
結果やっぱり細胞に酸素を届けることができなくってカラダじゅうの細胞が酸欠になってしまいます。
このように、赤血球が大きくなる貧血のことを「大球性貧血」と呼びます。
大球性貧血は主に、葉酸やビタミンB12が足らないことが原因で起こるとされています。
また逆に、赤血球が小さくなってしまう貧血のことを「小球性貧血」といいます。これは私たちがいつも言っている貧血のことですね。
小球性貧血は主に、鉄分、特にヘム鉄が足らないことが原因で起こるとされています。
・小球性貧血の代表は鉄欠乏性貧血です。文字通り、鉄分が不足するために発症します。
・大球性貧血の代表は悪性貧血です。ビタミンB12を消化管から吸収できなくなることが原因です。
※奈良県医師会「小球性貧血と大球性貧血」より
厚生労働省のこの記事によると、貧血改善に必要とされている栄養素は主に以下の5つです。
<貧血改善に大切な栄養素>
●ヘム鉄
●亜鉛
●銅
●葉酸
●ビタミンB12
まとめると、、、
貧血改善には鉄分ばっかりを意識するのではなく、必要な栄養素をバランスよく摂ることがたいせつであると言えます。
私たちのサプリメント「ればーのかわり」は、貧血改善に必要なこのような栄養素をバランスよく配合する設計でつくっています。
葉酸とビタミンB12をヘム鉄といっしょに飲まれている方は多いんですが、実は亜鉛と銅もいっしょに摂れるサプリメントってほとんどないんですよね。
サプリメントをご検討の際はぜひぜひオアディスワンの「ればーのかわり」も調べてみてください!
まとめ
ここまで読んでいただいてありがとうございます!
まず、貧血の定義についてお伝えしました。
●貧血は血液の中の「酸素を運ぶカート」の質と量が不足している状態
●カートが不足しているのでカラダじゅうの細胞に血液が酸素を運べていない状態
だから貧血の症状はまさに酸欠と同じ。高山病と同じような症状がカラダじゅうの細胞で起こっているんですよね。
次に、酸素を運ぶカートである赤血球は大きすぎても小さすぎてもダメっていうことをお伝えしました。
●赤血球が小さくなる貧血
→ヘモグロビンが運ぶ酸素の量が減ってしまう
→ヘム鉄が足らない貧血(鉄欠乏性貧血)
●赤血球が大きくなる貧血
→全身の99%を占める毛細血管に大きくて入らない
→葉酸やビタミンb12が足らない
だから貧血の改善には、ヘム鉄・亜鉛・銅・葉酸・ビタミンB12がバランスよく必要であると言うことができます。
これで…怖かった貧血の正体がわかりました!
あとは皆さんの生活にあった改善方法を探していくだけです^ ^
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