今年もゴールデンウィークが終わって、もう7月まで祝日もないし気分はどんより。
そんなこと言ってたら梅雨も始まり天気もどんより。
雨で出かけるのもめんどくさいし、楽しいイベントもないし、イライラだけが溜まっていく〜
って思ってたら、痛い!頭が痛い!
もうなんなんや!ふんだりけったりや!
とストレスMAXな方、日本全国で増殖中です。
この頭痛は、梅雨時期に増える低気圧頭痛?それともイライラによるストレス頭痛?
原因が分かれば対処も出来るかもしれません!
(祝日は増やせませんが。。。)
そこで今回は更年期専門店オアディスワンが低気圧頭痛とストレス頭痛の違いをわかりやすく解説したいと思います。
対処法もしっかりお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでください。
頭痛ってなんなん?
頭痛ってなんなんでしょう?
いや、もちろん頭痛自体がわからないって方はいないと思ってます。
けど実は頭痛には大きく2種類あって、ちゃんとそれぞれに名前がついてるってご存知でした?
なんとなく痛み方が違うときあるな〜って思っていた方もいるかと思います。
ではまず頭痛の種類からお伝えしていきますね。
頭痛には、緊張型頭痛っていうのと、片頭痛っていう2種類があります。
緊張型頭痛は、頭全体に締め付けられるような痛みを感じることが多く、軽度から中度の痛みが特徴です。
肩や首の筋肉のこりを伴うことがあり、ストレスや疲労が悪化の要因となると言われています。
例えば、不安やプレッシャーなどで精神的なストレスを感じたり、デスクワークや車の運転などで長時間同じ姿勢でいて疲れたりなど。
頭痛発生のメカニズムはまだ未解明な部分もあるのですが、神経が関わっている可能性が非常に高いんです。
長時間同じ姿勢でいることは筋肉に疲労物質(乳酸)が溜めることになり、筋肉を硬くし、血管と神経を圧迫します。
血管が圧迫されると疲労物質が流れていかず、さらに筋肉は硬くなり、ますます血管と神経を圧迫。
この悪循環の結果、神経にどんどん負荷がかかり、頭痛を引き起こすのです。
特に首や肩などの頭に近い部分の筋肉が硬くなると頭痛を引き起こしやすいと考えられます。
ストレスも筋肉を緊張させ、硬くするので、同様のサイクルで神経に負荷をかけるようです。
片頭痛はズキンズキンと脈打つような痛みを感じることが多く、中度から重度の痛みが特徴です。
頭の片側に起こることが多いですが、両側に起こることもあります。
ひどい場合には吐き気や嘔吐が伴い、音や光や匂いに過敏になるそうです。
原因は完全には解明されていませんが、脳血管が拡がって、神経を圧迫することが原因である可能性が高いといわれています。
血管が神経を圧迫しているので、脈動に合わせて痛みがくるのかもしれませんね。
脳血管が拡がる原因は色々あることも原因が解明されない要因の一つかもしれません。
例えば、精神的ストレスや寝不足などの肉体的ストレス、アルコールやチョコレートなど血管を拡げる作用を持つ食べ物の摂取など、脳血管を拡げる要因は様々です。
でも安心してください。
私たちのカラダにはちゃんと脳血管の拡幅収縮をコントロールする機能が備わっていて、セロトニンという神経伝達物質を適切に分泌できていれば大丈夫なのです。
ただ、セロトニンは自律神経を整える役割もあるので、自律神経が乱れていると過剰にセロトニンが分泌されて、脳血管の拡幅収縮がおかしくなって頭痛を引き起こすこともあります。
低気圧頭痛とストレス頭痛
では頭痛の種類もわかったところで、次は低気圧頭痛とストレス頭痛を解説していきます。
要するに何が原因で頭痛が起きているのかってことなんですよね。
梅雨時期に多いといわれる低気圧頭痛ですが、これは
「雨の日は頭が痛い」とか
「台風が来ると頭痛がする」とか
低気圧が引き金となって起こる頭痛のことです。
私たちは常に気圧を受けて生活しています。
気圧を感じながら生きてるって人はほとんどいないと思うのですが、実は私たちは空気に全身をギュッて圧力をかけられているんです。
もし、気圧がものすごく高いことになれば、満員電車で四方八方から圧をかけられているような感覚を常に感じることができるでしょう。
低気圧というのは、その逆で全身にかかる圧がゆるまった状態です。
そして圧が弱まると、なんと脳血管が拡がるのです。
低気圧の影響はカラダの部位によって差があるようで、脳血管は拡がるけど、周りはそれほど拡がらないって状態になるようです。
すると先ほどの片頭痛が起こる状況(脳血管で神経を圧迫)が出来あがって、頭痛発生となります。
ただ、低気圧頭痛って人類全員がなるわけじゃないですよね?
実は私たちには内耳という気圧の変化を感じるセンサーがあって、
気圧の変化を感じると内耳が自律神経に働きかけて頭痛等の異常が起きないようにカラダの状態を調整するんです。
なので、低気圧頭痛になる人はこの対応メカニズムが苦手な人か関係部位が弱っていて対応できていない人だと思います。
次はストレス頭痛です。
一応、一般的にはストレス頭痛は緊張型頭痛を指すことが多いようですが、
よく読んでくださっている方はお気づきのとおり、緊張型頭痛も片頭痛も原因にはストレスが含まれています。
頭痛発生のメカニズムは異なり、緊張型頭痛の場合は筋肉の緊張で神経を圧迫して、片頭痛は血管を拡げて神経を圧迫して起こります。
先ほどよりも詳しくストレスから頭痛が起こる流れを説明します。
私たちのカラダはストレスを受けると自律神経が「交感神経」という状態に傾きます。
自律神経には「交感神経」と「副交感神経」という状態があり、簡単に言えば
「交感神経」は活動モードで興奮状態、
「副交感神経」は休憩モードでリラックス状態です。
「交感神経」に傾いているときは、興奮状態で筋肉は緊張した状態になるので、ストレスを受けると自然と筋肉が緊張するわけです。
この状態が過度に続くと緊張型頭痛に繋がっていきます。
また、私たちのカラダはストレスを受けるとストレスに対応するためにコルチゾールという神経伝達物質を分泌します。
コルチゾールは副腎という臓器で作られているのですが、副腎は自律神経と密接な関係にある臓器なのです
コルチゾール分泌による副腎疲労は自律神経に影響し、自律神経の乱れを起こします。
自律神経の乱れはセロトニンの過剰分泌、血管の拡幅収縮の乱れ、血管拡幅による神経圧迫、最後は片頭痛へと繋がっていきます。
こうしてストレスはいずれかの頭痛、またはどちらも引き起こすのです。
すぐできる対処法3選
頭痛のメカニズムもかなり分かってきましたね。
頭痛を予防するポイントは
・疲れをとる
・ストレスを溜めない
・自律神経を整える
です。
3つとも叶える方法はズバリ睡眠です!
質の高い睡眠をしっかり取るのが非常に効果的です。
では具体的にどうすれば良いか、方法3選をご紹介します。
その1
ご飯は寝る3時間以上前に食べる
寝る直前にご飯を食べると胃腸の活動が睡眠を妨げる可能性があります。
どうしても寝る直前になった場合は消化の良いものを選んで食べてください。
その2
寝る1時間前にバスタブ入浴をする
湯船に入ると、カラダの深部体温が上昇し、入浴後は急激に下がります。
この際に眠気が生じて、寝つきに良い影響があるといわれています。
また、入浴にはリラックス効果もあるので、ストレス緩和にも役立ちます。
その3
毎朝同じ時間に起床して日光を浴びる
日光を浴びるとセロトニンが活性化され、自律神経が整いやすくなります。
また、日光を浴びることは自律神経が交感神経に傾くことを手助けします。
日中は交感神経に、夜になるにつれて副交感神経に傾くようにできている状態が自律神経が整っている状態です。
同じリズムで睡眠をとり、交感神経と副交感神経の切り替えをしっかり行うことで整った自律神経を維持でき、質の高い睡眠も維持できるのです。
他にも方法はあるので、ぜひ色々調べて自分に合った方法を試してください。
また、今回ご紹介したのは予防法なので既にひどい症状が出ているようであれば、専門の機関に相談されることをお勧めします。
まとめ
では今回の話をまとめます。
・緊張型頭痛は筋肉硬直が、片頭痛は脳血管拡幅が原因
・低気圧頭痛は気圧の低下による脳血管拡幅が、ストレス頭痛はストレスによる筋肉硬直または脳血管拡幅が原因
・良質な睡眠が頭痛対策には効果的
疲労回復、ストレス緩和、自律神経の整えには睡眠以外にも食事で必要な栄養素を摂取することも大事です。
よく食べて、よく休んでください。
私たち更年期専門店オアディスワンはサプリメントによるカラダのサポートを得意としております。
必要な栄養素は年々多くなるのに対し、食は細くなっていったりと更年期になれば食事に関する悩みはどんどん増えていきます。
頭痛についても今回ご紹介したもの以外で更年期ならではの理由で起こる頭痛もあります。
そういった更年期の方の悩みに対し、原因や対処法を色々とご紹介しておりますので、ぜひ一度下記商品ページからサイトをご覧ください。
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