調味料って自分に合ったいろんな味を作り出せるから楽しいですよね。
でも気づかないうちに入れすぎている方もいるのでは?
目には見えませんが調味料には「塩分」が多く含まれているものもあるんです。
塩分の摂りすぎはダメってよく聞きますが理由や基準、何から手をつけたらいいのかも知っておきたいですよね。
今日はこの「塩分」について簡単に分かりやすくお話ししてみたいと思います。
最近では「塩分控えめ」の商品をよく見かけます。
食塩を摂りすぎると高血圧につながるため企業の皆さんが減塩で美味しい商品作りをしてくれているんです。
「高血圧」とは安静状態での血圧が高い状態のことをいいます。
カラダには塩分の濃度を一定に保とうとする働きがあり、塩分を摂りすぎるとカラダは水分を増やして塩分の濃度を整えます。
血液も半分は水分で出来ていますので一時的に血液量も増えますが、通常であれば腎臓の働きで塩分と水分は排泄されて血液量も元に戻ります。
しかし、、、
腎臓の働きがにぶくなるとこれらが排泄されず血液が増えた状態が続き高血圧となってしまいます。
高血圧では血管や心臓などに負担がかかり場合によっては動脈硬化や心筋梗塞など命に関わることがあります。
塩分を摂りすぎている方は普段から気を付けたいですね。
※URLはこちら→『食塩と高血圧と循環器病』
厚生労働省によりますと1日の食塩摂取量の目標は以下の通りです。
・成人男性 7.5g未満
・成人女性 6.5g未満
それに対し2019年の日本人の食塩摂取量は以下となっています。
・成人男性 10.8g
・成人女性 9.2g
目標に比べてかなり多くの食塩を摂っていることがわかります。
同省の国民健康栄養調査によりますと普段よく食べる食品で塩分量が多いものには以下が挙げられています。
1日あたりの食塩摂取量(平均値)
・カップめん 5.5g
・インスタントラーメン 5.4g
・梅干し 1.8g
・漬物 1.2g
・パン 0.9g
カップめんや漬物などにはかなり多くの食塩が含まれているので摂りすぎには気をつけましょう。
でも実は日本人の食塩摂取量のおよそ70%は調味料によるものなんです。
※URLはこちら→『高血圧』
調味料に含まれるおよその塩分量を書いておきますので選び方や食べ方の参考にしてください。
調味料と塩分量(大さじ1杯あたり)
・うす口しょうゆ 2.9g
・濃口しょうゆ 2.6g
・減塩しょうゆ 1.4g
・赤みそ 2.3g
・白みそ 1.5g
・減塩みそ 1.0g
・ケチャップ 0.5g
・マヨネーズ 0.2g
・ウスターソース 1.5g
・麺つゆ(3倍) 1.6g
・オイスターソース 1.3g
※出典:厚生労働省「栄養・食生活と高血圧」
塩分を減らすために味付けを少し変えたり減塩の商品を選ぶことも良いかと思います。
調味料自体を変えて味変にチャレンジしてみるのもいいですね!
本日は塩分についてお話ししました。
日本人は塩分を摂りすぎている傾向にあり、多く摂りすぎると高血圧につながってしまいます。
一方で、、塩分を摂らなさすぎてもカラダの水分量が減り血液の量も減ってしまうため血液の循環が悪くなってしまいます。
塩分はいろんな調味料に使用されていますので摂りすぎの方は少し減らすように工夫して楽しく食事を楽しみたいですね。
私たちは塩分や調味料の摂取を減らすため食事の一部をOR THIS ONEで置き換えることも効果があると考えています。
(例えば…塩分の含まれているドレッシングの代わりに「へむてっつ」を振りかけたり!)