はじめに
風邪はもう治ったのに、食べ物の味がしない…
オアディスワンのお客様からさいきんよく聞くのが「味覚」の調子がおかしいというお悩みです。
この時期流行する風邪やインフルエンザにかかったあと、熱は下がったのに味覚が元に戻らない!食べ物の味がしない!と後遺症がのこってしまう。
「病院に行くほどでもないけど…どんな薬を飲めば良いの?」「これって治るの?」など質問をいただきます。
なにより不思議なのが…40代以上の女性からの相談が異常に多いこと。
そこで今回は、オアディスワンが味覚障害について徹底的に調べてみました!
⚫︎味覚障害はなぜおこるのか?
⚫︎40代以上の女性が味覚障害になりやすい2つの原因&対処法
論文のデータをもとにわかりやすくお伝えしますね。
そもそも味覚障害はどうして起こるのか?
そもそも、私たちは普段どのようにして食べ物の味を認識しているのでしょうか?
まずは簡単に味を感じるメカニズムについて説明しますね。
味を感じるメカニズム
「甘い」「酸っぱい」「苦い」などの味覚を感じるために必要なのが「舌」ですよね。
舌の表面には【味蕾(みらい)】という味をキャッチする細胞が集まった器官があります。
味を感じるセンサーだとイメージしてください。
私たちが食事をすると…
⚫︎食べ物がもつ味物質が唾液にとけこむ
↓
⚫︎唾液が味蕾に味物質をとどける
↓
⚫︎味蕾によって味をかんじる
こういった流れで味を認識しています。
味覚障害は、味覚を感じるために必要な一連の作業のどこかでトラブルが発生してしまっていると考えてください。
【エビデンスまとめ】
⚫︎味覚(みかく)は、動物の五感の一つで、ヒトの場合は、おもに舌上面の舌乳頭にある味蕾(みらい)で受容された味覚情報が脳に伝えられます。
味覚障害には2つの原因がある?!
では、風邪やインフルエンザにかかったあとになぜ?後遺症として味覚障害になってしまうのか。
原因は、、、2つ!あると考えられます。
順番にお伝えしますね。
①ウイルスによって味蕾(味を感じるセンサー)が壊される
一つ目の原因は、ウイルスによって舌の味覚センサーが壊れてしまうからです。
味覚センサーである味蕾は「味細胞が集合した器官」だとお伝えしました。
発熱したとき、カラダの中に侵入したウイルスは味蕾を構成する味細胞を攻撃します。
これによって、味を感じにくいという味覚障害になってしまうわけですね。
そして熱が下がっても、ウイルスに壊された味蕾がしっかり修復できないと味覚を感じない状態がつづいてしまいます。
②更年期障害で唾液が出にくくなる
二つ目の原因は、40代以上の女性に訪れる更年期障害が関係しています。
更年期になると女性ホルモンの乱れによって唾液が分泌されにくくなります。
早期更年期マウスをモデル動物として解析(中略)血中エストロゲン濃度の低下に伴って唾液分泌が低下
唾液の量が減ると…
食べ物がもつ味物質を味蕾に届けにくくなります。また、口の中が乾燥することで味蕾がうまく働かなくなってしまう。
つまり40代以上の女性は、、
①ウイルスによって舌が味覚をかんじる機能が攻撃される
+
②更年期障害により唾液の分泌量が減少
という二つの原因によって、ウイルス感染後に味覚障害の後遺症が残りやすいと考えられます。
味覚が戻らないときの対処法TOP2
それではここから、先ほどお伝えした「後遺症として味覚障害になってしまう原因2つ」の対処法をそれぞれお伝えしていきたいと思います。
①ウイルスによって舌の味覚センサー(味蕾)が壊れる
対処法:味蕾の修復に必要な栄養素をとる
大切なのは、壊れてしまった味蕾を修復することです。
味蕾を構成する味細胞はどんどん新陳代謝をして生まれ変わるので、細胞を新しく作るための材料が必要。
味蕾を修復するのに欠かせない栄養素が、、【亜鉛】。
亜鉛は細胞分裂に不可欠なミネラルで、魚介類・肉類・ナッツ類に多く含まれていますので、意識して摂るようにしてください!
ただ一点注意点があって、、
魚介類や肉類で亜鉛をとりすぎると銅の吸収率が悪くなり、他のトラブルが出る可能性大。
そこでオススメなのがナッツから亜鉛をとること!
ナッツに含まれる亜鉛は、他の食事と組み合わせてちょうど良い摂取量になります。普段の食事で足りていない亜鉛を補充することが出来ておすすめですよ。
オアディスワンのおきかえナッツは間食のかわりとして大活躍するので、亜鉛不足が気になる方のおやつタイムにピッタリです♪
②更年期障害で唾液が出にくくなる
対処法:自律神経をととのえる
更年期になるとホルモンバランスの乱れにより、自律神経が乱れてしまいます。
自律神経の働きを一言でいうと「じぶんの意志で動かせない部分のコントロールをする」ことです。
例えば、梅干しやレモンをみると勝手に唾液が出てくる…
これ実は、自律神経がカラダをコントロールして唾液を出しているんですよね。
更年期になり自律神経が乱れるとこういったコントロールができず、唾液の量が減ってしまいます。
自律神経を整えるのに大切なのは、カラダを副交感神経優位にすること!
夜間は本来、カラダが副交感神経優位(リラックスの状態)になるべき時間。
夜にしっかり副交感神経優位にスイッチすることで、眠っている間に自律神経が回復します!
副交感神経優位にするために…
湯船に浸かる、アロマをたく、深呼吸して眠るなど、自分が心地よく過ごすためのルーティンを行うようにしてみてください。
オアディスワンのおきかえナッツ「副交感神経ナッツ」は、副交感神経優位にするための材料、レシチンがたっぷり!意外と難しいリラックスの切り替えを助けてくれるナッツです。
マグネシウムが373mgも入ってる!副交感神経ナッツ
カラダを緩める(リラックスさせる)のにはマグネシウムが必要不可欠。副交感神経ナッツはマグネシウムがしっかり摂れる&程よい甘みもあっておやつにぴったりです。
まとめ
風邪やインフルエンザにかかったあとに起こる後遺症。
なかなか治らない味覚障害で悩む40代以上の女性がとても多いです。
味覚障害が起こる原因として考えられるのは、、
①ウイルスによって舌の味覚センサー(味蕾)が壊れる
②更年期障害で唾液が出にくくなる
この二つです。
①ウイルスによって舌の味覚センサー(味蕾)が壊れる
→味蕾の修復に必要な亜鉛をバランスよくとる
②更年期障害で唾液が出にくくなる
→自律神経をととのえる(夜に副交感神経優位にスイッチ)
味覚障害が起こっているのはカラダのどこかでトラブルが起こっている証拠です。
原因をしっかり理解して、不足している栄養素をとりいれたり必要な行動をとってみてくださいね!
自分のカラダのことについてもっとちゃんと聞きたい!という場合はオアディスワンのLINE公式で質問していただければ、スタッフが直接お返事するのでお気軽にメッセージくださいね♪
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