「雨が降ると頭痛で何も手につかない…」
「冗談抜きで雨の日は会社休みたいほど頭が痛い…」
「頭痛がひどい時は吐き気がして何も食べられない…」
そんな風な悩みを持っている人は実はとても多いです。
特に、30代のプレ更年期、40代50代の更年期になると、そのような低気圧頭痛の症状が酷くなるようです。このことには原因があるのでしょうか?
私たちは更年期専門店オアディスワンを運営しています。オアディスワンでは科学的なプログラムをお客様にご提供しています。例えば村田製作所さんのような世界的な大企業と一緒にさまざまな科学的なプログラムをお客様にご提供したりしています。
↑村田製作所さんとは自律神経を可視化する取り組みをやっています。後述しますが自律神経は低気圧頭痛ともおおいに関係があります。
そこで今回は!
更年期専門店オアディスワン監修の「低気圧頭痛おすすめ対策TOP3」をお伝えしようと思います。頭痛の対策は頭痛薬を飲むだけではありません。食事や生活習慣から改善していくことも可能だと私たちは考えています。
梅雨前の今の時期だからこそ!あなたがすぐに取り入れることができる対策が見つかるかもしれません。わかりやすく説明しますので是非さいごまで読んでみて下さい。
低気圧頭痛の科学的な原因とは?
低気圧が近づくといったい何が起こるのでしょうか?
低気圧とは「低い気圧」です。つまり雨が降る前や雨が降っているときは「気圧が低い状態」であると言えます。
気圧とは圧力、つまり、押さえる力ですので、低気圧とは「押さえる力が少ない状態」ということが出来ます。
例えば、、、
あなたがカッターか何かで誤って指先に切り傷をつくってしまったとします。止血するために傷口をぎゅっと押さえますよね?
ぎゅっと押さえる=圧力をかける、です。
つまり低気圧の状態っていうのは、この「ぎゅっと押さえる」のが少ない状態ですので、止血をやめると血が噴き出るように血管が膨らんでしまうんですよね。
低気圧が近づいてきたときも、まさにそれと同じことが起こります。
私たちの耳の奥には気圧の変化を感じ取るセンサーのようなものがあります。それは「内耳(ないじ)」と言います。
内耳はセンサーのような働きをしますので、低気圧が近づいてきたり雨が降り出したりすると気圧の変化を察知して、
「気圧が下がってきたよ!」
っていう信号を自律神経に伝えます。
低気圧が近づいてくる
↓
内耳がそれを感じ取る
↓
自律神経にそれを伝える
こんな流れです。
内耳を通して気圧の変化が伝わると自律神経が反応します。このとき、自律神経が乱れていると気圧の変化に対して特に敏感に反応してしまいます。
低気圧が近づいてくると自律神経は「交感神経優位」という状態に傾きます。交感神経優位はかんたんにいうと”カラダが緊張している”状態です。
交感神経優位の状態になると、自分の意思とか関係なくカラダの血管が収縮して血圧が高くなってしまいます。
その結果、、、
頭痛、めまい、肩こり、といった低気圧頭痛の症状が出てくると言われています。
頭痛について(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/topics/2006/11/dl/tp1122-1c35.pdf
頭痛(厚生労働省eJIM)
https://www.ejim.ncgg.go.jp/pro/overseas/c05/12.html
プレ更年期と更年期になぜ低気圧頭痛が多いのか?
30代のプレ更年期、それから、40代50代の更年期になると、特に低気圧頭痛がひどくなる人が多いようです。
それには科学的な理由があります。
前述のように低気圧頭痛には科学的な理由があります。低気圧が近づいてきたのが原因で自律神経が乱れてしまうことが原因の一つであると考えられています。
一方で、30代のプレ更年期、40代50代の更年期は、特に自律神経が乱れがちな年代です。
自律神経が乱れる一番の大きな原因は、家庭環境や仕事環境などの影響によるストレスです。
30代のプレ更年期は、結婚や出産、それから仕事や出世など、さまざまな環境の変化があります。40代50代の更年期も同様です。子育てや教育、場合によっては親の介護などの問題も出てきます。
それら環境の変化がすべてストレスとなって、30代のプレ更年期と40代50代の更年期に襲いかかります。
ストレスがかかると私たちのカラダは、アドレナリンやコルチゾールといったホルモン(神経伝達物質)を分泌してストレスに対応しようとします。
30代プレ更年期と40代50代更年期のストレス
↓
カラダはストレスに対応しようとする
↓
アドレナリンやコルチゾールを分泌する
こんな流れです。
ストレスが多すぎるとアドレナリンやコルチゾールがたくさん必要です。たくさん作ってドバドバ分泌しないと間に合わない感じ。
そして、、、
アドレナリンやコルチゾールを作っている臓器が「副腎(ふくじん)」です。
アドレナリン(厚生労働省 eヘルスネット)
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/heart/yk-047.html
ストレスホルモン「コルチゾール」と副腎の関係(小西総合医療内科)
https://www.konishi-clinic.com/medical_information/archives/149
つまりストレスが多いとこの副腎という臓器がクタクタに疲れてしまうんです。
ところが、、、!
副腎と自律神経には密接な関係があるんです。
副腎がクタクタに疲れるとそれに足を引っ張られるようなかたちで自動的に自律神経が乱れてしまうんですよね。
アドレナリン/コルチゾールをたくさん分泌
↓
それらを作っている副腎が疲れる
↓
副腎の疲れに影響されて自律神経が乱れる
こんな流れです。
つまりまとめるとこんな感じです。30代プレ更年期と40代50代更年期はストレスが多い。そのため副腎がクタクタに疲れてしまう。副腎が疲れたことで自律神経も乱れがち。
その結果として、、、
低気圧が近づく影響で自律神経が乱れるときも、そもそも論で30代プレ更年期と40代50代更年期はもともと自律神経が乱れているので!
低気圧頭痛の症状がより酷くなってしまう傾向にあるんです。
低気圧頭痛おすすめ対策TOP3
それでは!私たち更年期専門店オアディスワンがおすすめする低気圧頭痛の対策TOP3をまとめたいと思います。
食生活や生活習慣の改善を中心にお伝えします。皆さんの生活に取り入れることができるものがあれば是非ためしてもらいたいです。
第3位
生野菜をたくさん食べる
30代プレ更年期と40代50代更年期はストレスが原因で副腎がクタクタに疲れています。その結果として自律神経が乱れるんです。
疲れは、科学的にいうと「酸化」ですので、つまり副腎を抗酸化することが対策としておすすめです。
そのためには抗酸化力の高い食べものを摂るのが一番!おすすめは生野菜です。生の野菜に含まれる「生の酵素」はカラダを抗酸化してくれます。
夏の暑い時期に獲れる新鮮な緑黄色野菜を生で食べるのがおすすめですよ。
第2位
午後に小麦製品を食べない
小麦製品はGI値が高く血糖値を急上昇させてしまいます。つまり血糖値が乱高下しているような状態をつくってしまいます。
ということは血糖値が「下がりすぎている」状態ができてしまっていること。その血糖値を上げるためにアドレナリンが必要になってくるんですよね。
午後の小麦製品を控えるだけでもアドレナリンの分泌は抑えられます。アドレナリンの分泌が少なくなると副腎が休めますので、その結果として自律神経の乱れも穏やかになると考えられます。
第1位
バスタブに浸かって入浴する(シャワーだけ入浴の禁止)
自律神経を整える一番の方法は「良質な睡眠を取ること」です。これは科学的にもしっかり研究されていて、例えばベストセラーにもなった『スタンフォード式 最高の睡眠』でも紹介されています。
スタンフォード式 最高の睡眠(サンマーク出版)
https://www.sunmark.co.jp/detail.php?csid=3601-5
良質な睡眠をとるにはバスタブ入浴がおすすめです。実はシャワーだけの入浴は交感神経優位になってしまいますので良質な睡眠には逆効果なんですよね。
まとめ
低気圧頭痛の対策TOP3は以下です。
第3位
生野菜をたくさん食べる
第2位
午後に小麦製品を食べない
第1位
バスタブに浸かって入浴する
いずれも自律神経を整えることが目的です。
このように原因不明だと思い込んでいる低気圧頭痛にも、30代のプレ更年期、40代50代の更年期、と密接な関係があります。
いずれも科学的なアプローチが可能ですので!諦めずに体質改善に取り組んでいただきたいです。
更年期専門店オアディスワンでは、例えば「抗酸化のためのNo.1サプリ」や「生野菜が苦手な人のための3年発酵植物エキスのサプリ」などが揃っています。
商品ページにはさまざまな体質改善のノウハウをご紹介していますので!読んでもらえると嬉しいです。
また、30代プレ更年期、40代50代更年期の300名のお客様のパターンをまとめた、
◉7大更年期パターン
が大好評です。チェックリストもありますのでぜひ読んでもらいたいです。