変わるきっかけ
発見マガジン

更年期に意味あるの?養命酒ネットショップで唯一の医薬品「当帰芍薬散」って何者?

更年期に意味あるの?養命酒ネットショップで唯一の医薬品「当帰芍薬散」って何者?

養命酒製造株式会社のオンラインショップで扱われている唯一の医薬品「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」ってご存知ですか?

 

養命酒製造株式会社といえば当然「薬用養命酒」が有名ですが、オンラインショップではいろんなものが売られています。

 

その中で医薬品のカテゴリーに入っているのは「当帰芍薬散」だけ!

 

あの養命酒さんが出している唯一の医薬品となると気になりますね。

 

「薬用養命酒」といえば、中高年女性の冷え性の強い味方。

 

難点としてはお酒だからアルコールがダメな人は飲めないということ。

 

でもこの「当帰芍薬散」は錠剤だからアルコールとか関係なく飲めそう。

 

これはもしかしたら更年期の方にとっても掘り出し物の予感がしてきました!

 

果たしてその実態はどんなものなのか!?

 

更年期専門ブランドのオアディスワンが養命酒さんの「当帰芍薬散」を徹底解説します。

 

 

養命酒さんの「当帰芍薬散」って

 

さて、もしかしたら薄々気づいている方もいるかもしれませんが、養命酒さんの「当帰芍薬散」は一般的な漢方の”当帰芍薬散”なんです。

 

”当帰芍薬散”といえば、”加味逍遙散(かみしょうようさん)”と”桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)”と合わせて3大婦人漢方薬と言われていて、婦人科等でよく処方される漢方薬の一つです。

 

養命酒さん以外にも色々な会社から”当帰芍薬散”は販売されています。

 

つまり、養命酒さんの「当帰芍薬散」はたまたま同じ名前のオリジナル商品を開発したというわけではなく、漢方を扱うノウハウを持っているので一般的な漢方薬の”当帰芍薬散”を販売しているだけなんですね。

 

じゃあ、どの”当帰芍薬散”でも一緒ってこと?

 

基本的に”当帰芍薬散”であれば、中に入っているものは同じですが、商品によって配合量が違ったり、形(錠剤や粉末など)が違ったりします。

 

配合量や形が違えば人によって効果の度合いも変わる可能性があるので、中身は同じでも商品によって効き目は変わるかもしれません。

 

ところで3大婦人漢方薬の一つと言われるほどの”当帰芍薬散”ですが、どんなものか知ってますか?

 

養命酒の当帰芍薬散がありふれた商品だと知り、ショックを受けている更年期女性

”当帰芍薬散”について詳しく

 

”当帰芍薬散”って聞いたことあるけど、どんなものなのか詳しくは知らないって方も多いのではないでしょうか?

 

まずは漢方薬はどういうものなのかってところから説明しますね。

 

漢方薬というのは生薬っていう植物の葉、茎、根や鉱物や動物の一部を切ったり、蒸したり、乾燥させた自然由来の薬を組み合わせたものです。

 

漢方薬は自然由来のもので本来カラダの持つ力を引き出して、色々な症状を解決する考えの薬なので、比較的体への負担が少なく安全な薬だと言われています。

 

では肝心の”当帰芍薬散”は何で構成されているのか?

 

当帰(とうき)、芍薬(しゃくやく)、茯苓(ぶくりょう)、沢瀉(たくしゃ)、川芎(せんきゅう)、蒼朮(そうじゅつ)の6種の生薬から構成されていて、主成分は当帰と芍薬とされているので、”当帰芍薬散”って名前なんです。

 

当帰と川芎は、どちらも血のめぐりをよくして、補血・駆血・月経調整などの効果が期待でき、芍薬は末梢血管拡張作用によって、血流増加を促進します。

 

沢瀉・茯苓・蒼朮の3種にはいずれも利尿作用があり、加えて茯苓には胃腸の働きを良くする作用が、蒼朮には発汗作用があります。

 

当帰芍薬散の主な効果は2つ。

 

血の巡りを良くすること

 

余分な水分を排出すること

 

これらの効果により、冷え性や貧血、むくみや水太りの解消が期待できます。

 

ただし、”当帰芍薬散”は貧血や血行不良など虚弱体質の人向けの薬のため、体力の充実している人が飲むと各成分が強く出て副作用となってしまう場合があるんです。

 

漢方薬は本来、その人その人の体質や症状に合わせて生薬を配合し、人ごとのオーダーメイドの薬を作るものなので、パッケージ化された漢方薬を飲むと効果がうまく出なかったり、副作用が出てしまうことがありえます。

 

注意書きや用法容量をよく読んで飲んでくださいね。

 

更年期冷え性に効果のあるかもしれない養命酒の当帰芍薬散を含む生薬

更年期冷え性との相性

 

更年期につらいことの一つである冷え性。

 

元々女性は冷え性に悩みがちですが、更年期になるとさらにひどくなると言われています。

 

これは冷え性の原因の一つが自律神経の乱れだからです。

 

更年期になると女性ホルモンが減少し、自律神経が乱れます。

 

自律神経は血液循環や体温調整に関わっているので、乱れると血流が悪くなり、体温も上がったり下がったり無茶苦茶になります。

 

(冷えの逆で変なタイミングで暑くて汗が出るのもこれです。)

 

さて今回のテーマにしている”当帰芍薬散”ですが、冷え性に対しては血の状態を改善し、末梢の血管を広げることで全身の血の巡りを良くして冷えに対抗するというものです。

 

”当帰芍薬散”にはホルモンの乱れによるイライラを鎮めるという効果もあるので、何かしら自律神経に関わっている可能性はあるのですが、まだはっきりと”当帰芍薬散”と自律神経との関係は分かっていない状態です。

 

つまり、自律神経の乱れが起因となる更年期冷え性には根本の解決はできない可能性が高いのです。

 

更年期冷え性には”当帰芍薬散”だけで解決というのは難しいかもしれませんね。

 

ただ、生薬の中には自律神経を整えるものもありますので、組み合わせによっては漢方で改善に向かう可能性はあります。

 

その際は自分の判断で組み合わせると逆効果になる可能性があるので、しっかりと専門のところに相談することをお勧めします。

 

更年期冷え性に養命酒の当帰芍薬散が効かない可能性が高いことを知り、落ち込む更年期女性

まとめ

 

今回の内容を簡単にまとめます。

 

養命酒の「当帰芍薬散」は普通の”当帰芍薬散”

 

”当帰芍薬散”は冷え性やむくみに効く

 

”当帰芍薬散”は自律神経を整えられないかもしれず、更年期冷え性の根本解決にはならない可能性がある

 

自律神経を整えるものと合わせて使用すれば、更年期冷え性も改善するかもしれません。

 

 

ところで、途中話に出た、女性ホルモンの減少による自律神経の乱れですが、

 

これは更年期になると卵胞が女性ホルモンを作るのをやめ、その分を自律神経と密接な関係にある副腎という臓器が作るようになり、副腎が疲労した結果、起こります。

 

私たち更年期専門店オアディスワンは更年期症状の原因の一つが、副腎疲労による自律神経の乱れであることに着目し、副腎のケアこそ更年期症状の緩和に必要だと考えています。

 

副腎のケアとは副腎の老化(=酸化)防止です。

 

抗酸化作用のある食事を摂ってもらうのが良いのですが、毎日の食事に抗酸化作用のある食べ物を取り入れるのが難しければサプリメントでの摂取をお勧めします。

 

私たちのサプリメントは限りなく食品に近いですので、食事と同様に摂取してもらうことが可能です。

 

詳細についてはぜひ一度商品ページをご覧ください。

 

他にも有益な情報がたくさんございます。

副腎の抗酸化に役立つ更年期サプリメントこうさんかのかわり

オアディスワン OR THIS ONE

オアディスワンは体質改善のためのブランドです。「おきかえる」をコンセプトに、普段の生活の何かひとつを置き替えることから始める体質改善を皆さんご提案しています。

  • 応募は11月15日まで!30名様に当たります

関連する記事たち