細胞のミトコンドリアってなに?3つのポイント【科学的な定義】
ポイント① ミトコンドリアは細胞の中にある「エネルギー工場」
ミトコンドリアとは、私たちの細胞の中に存在する小さな器官のこと。食事から摂取した糖質や脂質、酸素を利用して、生命活動に必要なエネルギー(ATP)を作り出しています。そのためミトコンドリアは「細胞の発電所」「エネルギー工場」と呼ばれることもあります。心臓や脳、筋肉など、たくさんのエネルギーを必要とする組織ほどミトコンドリアが多く存在していることが知られています。毎日の元気や活動を支えるために欠かせない存在です。
ポイント② ミトコンドリアは「酸素」と「栄養」を使って働いている
ミトコンドリアがエネルギーを作るためには、酸素と栄養素が必要です。特に酸素を運ぶ役割を担うヘモグロビンは重要な存在。ヘモグロビンの材料となる鉄分やタンパク質が不足すると、全身へ十分な酸素が届けられにくくなります。また、糖質や脂質、ビタミンB群などもエネルギー産生に関わる栄養素として知られています。ミトコンドリアの働きを支えるためには、まずエネルギーを作るための材料を整えることが大切です。
ポイント③ ミトコンドリアは「酸化ストレス」の影響を受けることが知られている
私たちの体内では呼吸や代謝の過程で活性酸素が発生します。通常は体内の抗酸化システムによってバランスが保たれていますが、強いストレスや睡眠不足、紫外線などの影響によって活性酸素が増えすぎると、細胞に負担がかかることがあります。ミトコンドリアもその影響を受けることが報告されており、近年では「酸化ストレス」と「エネルギー産生」の関係が注目されています。そのため、40代50代の健康づくりでは、栄養補給だけでなく生活習慣全体を見直すことが重要だと考えられています。