更年期 夕方眠い

夕方のウトウト…原因は「血糖値の乱れ」

夜しっかり寝ているのに夕方眠くなってしまう原因の一つとして、脳のエネルギー不足が考えられます。脳のエネルギーは｢糖｣です。血液中にある糖分（血糖値：けっとうち）の量が乱れて不足すると脳にエネルギーが届けられず、エネルギー不足になった脳は眠気を引き起こします。つまり血糖値が乱れて急激に下がることが夕方の眠気の原因と考えられています。

更年期は血糖値が急降下しやすい

更年期になると血糖値の乱れが起こりやすいと考えられています。なぜか？更年期はとにかくストレスがたまりやすい時期。ストレスをうけると脳はエネルギー不足になって血糖値が下がります。血糖値が低いとエネルギー不足がつづくので、カラダは血糖値を上昇させます。こうして更年期は、血糖値の急降下/急上昇を1日に何度も繰り返しています。夕方に眠いという人は更年期のストレスの影響を受けている可能性があります。

夕方の眠気を解消するには？

眠気の原因「血糖値の乱れ」を改善する方法はできるだけ血糖値を上げないこと。一番のおすすめは、まいにちの食事で糖質のコントロールをすることです。食事のコントロール自体は難しくはありません。大変なのは…忙しい更年期の皆さんが「きっかけ」をつかめないこと。
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