40代50代の「回復」が遅くなる3つの理由【科学的な定義】
ポイント①:感染に伴う「酸化ストレス」が、細胞に負担をかける
風邪などのウイルス感染では、体の中で「活性酸素」が増えることがあります。活性酸素は免疫にも関わる物質ですが、体の抗酸化の働きで対処しきれなくなると、細胞を傷つける「酸化ストレス」が生じます。
つまり、感染後の回復を考えるときには、ウイルスへの対応に加えて、体に生じたダメージを修復する時間も必要になるんです。
ポイント②:自律神経の調整が不安定になり、落ち着いて休みにくくなる
自律神経は、心拍や血圧、消化などを自動的に調整する神経です。更年期の女性では、ほてりが起こるときに、心拍を落ち着かせる副交感神経の働きが一時的に弱まることも報告されています。
つまり、「疲れているのに、動悸やほてりで落ち着いて休めない」という状態が、回復に必要な休息を妨げる一因になると考えられます。
ポイント③:睡眠が不足・分断され、免疫や炎症の調整を十分に支えられない
睡眠は、免疫の働きや炎症反応の調整に関わっています。40代50代の女性では、更年期に伴って寝つきの悪さや途中で目が覚める悩みが増えます。また、睡眠不足によって、炎症を促す免疫細胞の反応が強まることも確認されています。
つまり、「寝ても回復しない」と感じる背景には、睡眠の長さや途切れやすさが関わっていることがあるんです。