7種類のダイエットおやつ「やさしい定期便」が更年期にオススメの理由
理由1:更年期はグルテンフリーのお菓子で血糖値を上げない。
更年期は、体質が変わりストレスも増えるため、副腎と肝臓が疲れやすくなります。この状態を科学的には「酸化」と呼び、これが老化に直接つながるのです。そのため、更年期にはストレスの影響で急激に老化が進むことがよく言われます。老化の進行を遅らせるには、血糖値の急激な上昇を防ぐことが重要です。グルテンフリーのお菓子は血糖値を急に上げることなく、甘さや食感を楽しむことでリラックス効果をもたらすため、ストレスが多い更年期に適しています。したがって、更年期のストレスを和らげ、老化を抑えるためにも、グルテンフリーのお菓子でリラックスすることをお勧めします。
理由2:血糖値を上げすぎると太りやすい体質になる。
更年期の体質改善において重要なこと「血糖値の急上昇」を避けることです。小麦グルテンなど血糖値を急激に上げる(GI値が高い)食品は、血糖値を大きく乱す原因となります。この血糖値の急激な変動を「血糖値スパイク」と呼び、これが頻繁に発生すると、体は血糖値を安定させようとしてアドレナリンやコルチゾールといったホルモンを大量に分泌します。特に、コルチゾールの過剰分泌はカラダを太りやすくする原因となり、手足は細いままでお腹や腰周りが太る「中心性肥満」の一因となることが知られています。このような”更年期太り”を避けるためにも、小麦グルテンなどの血糖値の急上昇を引き起こす食品を避けることをオススメします。
理由3:かゆみや炎症などのアレルギーは食事で改善可能。
30代のプレ更年期、40代50代の更年期には、多くの人が「肌が乾燥してかゆい」という悩みを経験します。この肌のかゆみにはいくつかの原因があります。例えばタンパク質不足で肌の組織が薄くなってしまったり、また例えばストレスの影響で女性ホルモンのバランスが崩れ、肌の保湿を保つエストロゲンが不足したり、更年期特有の原因が考えられます。
一方、かゆみ自体は「炎症(えんしょう)」の一つの形態です。ですので炎症を防ぐことが、かゆみ対策には有効です。
炎症の原因になっているのは「炎症物質」です。炎症物質がカラダの中で発生するのをの抑えることが、かゆみをコントロールすることに繋がります。更年期にとって一番身近な炎症物質の一つがプロスタグランジンです。血糖値を下げるために分泌されるインスリンが発生すると、一緒にプロスタグランジンが発生します。ですので、血糖値を急激に上げる食事を避けて、インスリンが分泌されすぎるのを避けることがプロスタグランジン生成を減らし、かゆみを引き起こす炎症を防ぐには効果的なんです。ですので、更年期には血糖値をあまり上げない低GIのグルテンフリーのお菓子がオススメなんです。
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