「貧血」とは?科学的定義に則った3つのポイント
ポイント①:貧血とは「血液中のヘモグロビンが不足した状態」!
貧血とは、血液中にある「ヘモグロビン」という成分が基準値より少なくなった状態を指します。ヘモグロビンは赤血球の中に存在し、肺から取り込んだ酸素を全身へ運ぶ役割を担っています。ヘモグロビンが不足すると、全身へ十分な酸素を届けにくくなるため、疲れやすさや息切れ、立ちくらみなどを感じることがあります。健康診断で「ヘモグロビン値が低い」と指摘された場合は、貧血の可能性があります。
ポイント②:貧血の多くは「鉄不足」が関係している!
貧血にはさまざまな種類がありますが、日本人女性に多いのは「鉄欠乏性貧血」です。鉄はヘモグロビンを作る材料のひとつであり、不足すると十分なヘモグロビンを作れなくなります。特に月経のある女性は鉄を失いやすく、食事からの摂取量が不足すると貧血になりやすいとされています。また、無理なダイエットや偏った食生活も鉄不足の原因になることがあります。鉄だけでなく、タンパク質やビタミンB群、葉酸、ビタミンB12なども赤血球づくりに関わる重要な栄養素です。
ポイント③:酸素が届きにくくなることで「だるさ」や「集中力低下」が起こる!
ヘモグロビンが不足すると、全身の細胞へ運ばれる酸素量が少なくなります。すると、細胞の中でエネルギーを作る働きが十分に行われにくくなり、疲労感や倦怠感を感じやすくなります。また、脳へ届く酸素量も低下しやすくなるため、集中力の低下や頭がぼんやりする感覚につながることもあります。貧血対策では、鉄分を補うことだけでなく、十分な睡眠や栄養バランスの整った食事を心がけ、赤血球を作るための材料をしっかり補給することが大切です。
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