「成長期に必要な栄養素」3つのポイントを科学的に解説
ポイント①:カラダの材料になる「たんぱく質・アミノ酸」
たんぱく質は、筋肉・臓器・皮膚・髪など、カラダそのものをつくる材料です。また、ホルモン・酵素・抗体など、体調を整えるために働く成分の材料にもなります。厚生労働省のe-ヘルスネットでも、たんぱく質は生命維持に欠かせない重要な栄養素とされています。
成長期は、毎日カラダの組織が作り替えられている時期です。そのため、たんぱく質を消化してできる「アミノ酸」を不足なくとることが、健やかなカラダづくりの土台になります。
ポイント②:エネルギーをつくる「鉄・ビタミンB群」
成長期は、勉強・部活・運動・睡眠中の成長など、見えないところでも多くのエネルギーを使っています。そこで大切なのが、鉄やビタミンB群です。
鉄は、赤血球のヘモグロビンの材料となり、酸素を全身に運ぶ働きに関わります。また、ビタミンB群は、食事からとった糖質・脂質・たんぱく質をエネルギーとして使う代謝に関わる栄養素です。特に10代の女の子は、月経が始まることで鉄の必要性にも意識を向けたい時期です。
ポイント③:骨・細胞づくりを支える「カルシウム・ビタミンD・亜鉛」
成長期は、骨量をしっかり蓄える大切な時期でもあります。カルシウムは骨や歯の主要な材料で、ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける栄養素です。特に9~18歳は、カルシウムの必要量が高い時期とされています。
さらに亜鉛は、たんぱく質やDNAの合成、細胞分裂などに関わるミネラルです。カラダが大きく変化する成長期には、こうしたミネラルも「少量だけど大切な栄養素」として意識したいポイントです。
成長期の栄養は、何かひとつをたくさん摂ればよいものではありません。カラダの材料になる栄養、エネルギーをつくる栄養、骨や細胞の健康を支える栄養を、毎日の食事の中でバランスよくとることが大切です。サプリメントは、忙しい学生生活の中で不足しがちな栄養を補う選択肢のひとつとして、食生活を支える目的で取り入れるのがおすすめです。