グレリンを
抑えるサプリ
【注意点とおすすめ】
ここで、40代50代の更年期世代がよく検索されるキーワード「グレリン」について、詳しくご紹介したいと思います。
これまでもご紹介してきたように、私たち更年期専門店オアディスワンでは、
◎更年期はストレスの影響で春や秋に体調の乱れが出やすい
◎食欲が止まらなくなる背景には、自律神経の乱れが関係している
◎副腎や肝臓を抗酸化することが有効な対策である
とお伝えしています。
では、、、
「グレリン」というホルモンと「成長ホルモン」はどう関係しているのでしょうか?
グレリンは「空腹ホルモン」であり「成長ホルモンを分泌するホルモン」でもある
グレリンは胃から分泌されるホルモンです。
「お腹が空いたよ!」というサインを脳に送ってくれます。
いわゆる"食欲ホルモン"として有名ですが、実はそれだけではありません。
グレリンには、脳の中の下垂体に働きかけて、成長ホルモンの分泌をうながす作用もあるのです。
たとえば、、、
空腹時間が長くなったとき「そろそろ栄養足りてないよ!」と脳に知らせると同時に、成長ホルモンの分泌を促して「代謝や修復のスイッチも入れておこうね!」という信号を出してくれるのがグレリンの役割です。
成長ホルモンは、
◎新陳代謝を促す
◎脂肪の燃焼をサポートする
◎細胞の修復や再生を助ける
など、40代50代の体にとって非常に重要な働きを担ってくれています。
空腹を抑えるサプリでグレリンを無理に抑えるのはおすすめしません
最近では「グレリンを抑えるサプリ」も多く市販されています。
しかし、、、
更年期のようにホルモンバランスが揺らぎやすい時期に、グレリンを一方的に抑えてしまうと成長ホルモンの分泌がおさえられて、以下のような結果につながる可能性があります。
◎成長ホルモンの分泌が減り、代謝が落ちる
◎細胞の修復がうまくいかず、疲れがたまりやすくなる
「空腹=悪」と決めつけてしまうと、本来カラダが整おうとするタイミングを失ってしまうんですね。
特に40代50代の女性にとっては「バランスを保つこと」が何より大切なポイントです。
グレリンを活かして更年期の体調リズムを整えるには?
私たちオアディスワンでは、グレリンを「抑える」より「活かす」視点を大切にしています。
グレリンの働きを活かすには、
◎空腹の時間をきちんと作る(例:朝食と昼食の間に間食を控える)
◎深い睡眠をとる(成長ホルモンは寝ている間に多く分泌されます)
◎副腎や肝臓を抗酸化して、ホルモンの働きがスムーズになる土台を作る
といった、日々のリズムを整えることがカギです。
たとえば、、、
つい小腹がすいてチョコをつまんでしまう夕方の時間。そんなときは白湯を飲んだり、リラックス系のハーブティーを飲むことで「空腹を楽しむ工夫」ができるかもしれません。
※参考:更年期障害 | e-ヘルスネット(厚生労働省)
※参考:眠りのメカニズム | e-ヘルスネット(厚生労働省)
グレリンと成長ホルモンを活かすサプリTOP3
グレリンを抑えるサプリと成長ホルモンの関係 まとめ
- グレリンは「空腹感」を伝えるだけでなく、成長ホルモンを分泌させる重要な役割がある
- 更年期のサプリ選びでは、グレリンを無理に抑えるよりもホルモンバランス全体の安定を目指すべき
- 副腎や肝臓を抗酸化するサプリで、ホルモンの土台を整えよう