更年期対策の基本は副腎疲労サプリ

ポイント① 副腎がストレスホルモンを作っている

ストレスを受けると、カラダはこれに対抗するために臨戦体制に入ろうとし、アドレナリンやコルチゾールといった神経伝達物質(=ストレスホルモン)が必要になります。
ストレスホルモンは主に脈拍や血圧を上昇させて、脳もカラダを覚醒状態にすることと低血糖にならないように血糖値を上昇させることが役目です。
そして、このストレスホルモンは副腎が作っています。
30代のプレ更年期、40代50代の更年期の人たちは、ストレスを受けがちなので、副腎がストレスホルモン作りで疲弊している人が多いのです。

ポイント② 更年期には女性ホルモンも副腎が作る

更年期のもう一つのポイントとして、女性ホルモンに関わるカラダの変化があります。
更年期とは閉経の前後5年間の計10年間のことを指し、この時期に女性の卵巣は機能を停止していき、卵胞での女性ホルモン作りがストップしていくのです。
脳は女性ホルモンが減ることに対し、別場所で作って補填しようとして、ホルモン作りの機能のある副腎に女性ホルモンの補填を命令します。
これは生理現象なのでどうにかできるものではありません。更年期の女性はどうしても副腎の仕事が更年期以前よりも増えて疲弊しやすくなるのです。

このストレスホルモン作りと女性ホルモン作りのダブルパンチで副腎はどんどん疲弊していくというわけです。
そして自律神経の乱れへ繋がっていくわけですね。
ではどうするのか？最後に対策方法をお伝えします。

ポイント③ 副腎ケア＝副腎の抗酸化

以上のように、更年期の様々な不調の原因である自律神経の乱れを引き起こす副腎疲労は自身を取り巻く環境の変化と生理的な変化が原因で避けることは非常に難しいのです。
世の中には大豆イソフラボンのような女性ホルモンに似た性質を持つもので対応しようとするサプリメントもありますが、生理現象に打ち勝つのは相当難しいうえに、ストレスまでカバーできません。
私たち更年期専門店は更年期に副腎の負担が増えることは仕方ないこととし、副腎をケアしてバリバリ働いても疲弊しないようにすることが正解だと考えています。
副腎の疲弊とは科学的にいうと酸化のことです。
酸化は抗酸化物質で防ぐことができます。
なので、抗酸化作用の強いビタミンCやビタミンE、パントテン酸を多く含むサプリメントで副腎の抗酸化をすることが最も基本的な更年期対策なのです。

他の原因により引き起こる更年期の不調もありますが、副腎疲労からの更年期の不調は全ての更年期の方が通る道なので、副腎ケアをまずはやるべきです。