起立性調節障害
ビタミンB群の効果とは?
【プロが解説】
「朝になるとベッドから出られない」
「立ち上がるとクラクラして気分が悪くなる」
「午前中は何をするにもやる気が出ない…」
こうした症状が続いていると「怠けているのかな」と感じてしまうこともあるかもしれません。
でも、、、、
もしかするとその体の不調は「ビタミンB群不足」が関係しているかもしれません。
この記事では、体質改善の専門家オアディスワンが、ビタミンB群と起立性調節障害の関係について、わかりやすく解説します。
※参考:コルチゾール研究 ストレス―健康の研究に向けて/井澤 修平
※ストレスに負けないセルフメンタルヘルス/厚生労働省
※参考:ストレス | e-ヘルスネット(厚生労働省)
※参考:副腎疲労(アドレナル・ファティーグ)症候群(医療法人美健会)
※参考:ストレス | e-ヘルスネット(厚生労働省)
※参考:副腎疲労(アドレナル・ファティーグ)症候群 | ルネスクリニック東京
※参考:ストレスホルモン「コルチゾール」と副腎の関係 | 小西統合医療内科
起立性調節障害とは?そして“なぜビタミンB群が関係するのか”
起立性調節障害は、自律神経のバランスが乱れ、立ち上がったときの血圧や血流の調整がうまくいかなくなる症状です。
*朝にスムーズに起きられない
*立ちくらみやふらつきがある
*頭がぼーっとして集中できない
*午前中はずっとだるい
こうした不調の背景には「副腎の疲労=副腎疲労」がある場合が多く、実はこの副腎の働きをサポートしているのが「ビタミンB群」なのです。
ビタミンB群の役割とは?
ビタミンB群は、以下のような体の基本的な働きを支える栄養素です。
◎エネルギーを作る(糖・脂質・タンパク質の代謝)
◎神経の働きを安定させる
◎副腎ホルモンの合成をサポート
◎赤血球の形成や脳への酸素供給を助ける
これらの役割からわかるように、ビタミンB群は「カラダを元気にする」ために欠かせない存在です。
特に起立性調節障害の人にとっては、
「ホルモンを作れない」
「神経が不安定」
「エネルギーが枯渇している」
といった問題を抱えていることが多いです。
ホルモンやエネルギーを効率的に作るために欠かせないビタミンB群の不足は、体調不良の原因の一つといえます。
特に注目すべきビタミンB群3種
ビタミンB5(パントテン酸)
副腎ホルモン(コルチゾールなど)の生成に必要不可欠。
副腎疲労といわれる状態では、特にB5が消耗されています。
ビタミンB6
神経伝達物質(セロトニン、ドーパミンなど)の合成に関わるため、精神的な安定にも貢献。
またホルモンバランスの維持にも関係しています。
ビタミンB12+葉酸
赤血球の形成や、脳への酸素供給に重要。
特に女性や成長期の子どもは不足しやすく、慢性的な疲れや立ちくらみに影響します。
ビタミンB群が不足しやすい人の特徴
◎成長期の子どもや10代の女子
◎更年期に差し掛かる40~50代の女性
◎加工食品が多く、野菜・たんぱく質が少ない食事
◎ストレスが多く、疲労が蓄積している人
こうした方は、食事だけではビタミンB群を十分に補いきれない場合があります。そのため、サプリメントでこまめに補うことが大切になります。
まとめ | 起立性調節障害とビタミンB群の効果とは?
起立性調節障害のように「体が朝から動かない」「やる気が出ない」といった症状には、ビタミンB群の不足が大きく関わっている可能性があります。
◎副腎ホルモンを作る
◎神経の安定を保つ
◎脳とカラダにエネルギーを届ける
これらすべてに関わっているのがビタミンB群です。
だからこそ「なんとなく疲れやすい」「朝がつらい」と感じたら、まずはビタミンB群の補給を見直してみましょう。
生活習慣、栄養、サプリ、の、3方向から、カラダの内側を整えていくことが、不調を根本から変える近道です。
ビタミンB群に注目した起立性調節障害サプリおすすめ TOP3
ビタミンB群に注目した起立性調節障害サプリ選びのポイント
- 副腎の働きやエネルギー代謝に関与するB5・B6・B12などをバランスよく含むこと
- 毎日こまめに補えるよう、水溶性ビタミンとして持続吸収できる設計になっていること
- 食事では摂りづらいビタミンB群を手軽にカバーできる点が重視されていること