コルチゾール
減らすサプリ
の注意点
「ストレスホルモンは減らした方がいいんですよね?」
「ネットで“コルチゾール抑制サプリ”を見つけて飲み始めました」
「でも…なんだか体が重くて朝がつらい気がする」
このようなご相談を、私たち更年期専門店オアディスワンではよく受けます。
結論からお伝えします。
コルチゾールは“減らせばいい”ホルモンではありません。
むしろ、カラダにとっては「適切に分泌されること」がとても重要なホルモンです。
このページでは、コルチゾールの正しい働きや、サプリ選びで気をつけたいポイントをわかりやすく解説します。
※参考:ストレス | e-ヘルスネット(厚生労働省)
※参考:女性ホルモンとライフステージ | 厚生労働省
※参考:女性活躍と月経、不妊治療、更年期等に関する施策及び現状について | 厚生労働省
コルチゾールはカラダに必要な“抗ストレスホルモン”
まず、コルチゾールの本来の働きをおさらいしてみましょう。
コルチゾールは、副腎という臓器でつくられ、ストレスに対抗するホルモンとして私たちのカラダを守ってくれています。
主な働きには以下のようなものがあります。
◎炎症を抑える働き
皮膚科でアトピーや炎症にステロイド薬が処方されることがありますよね?
実は、体内のコルチゾールは天然のステロイドホルモンとして働き、炎症を内側から抑えてくれるのです。
◎朝にカラダを起こす「体内時計」の役割
朝方に自然に目が覚める、すっきり目覚められる、これはコルチゾールが正しく分泌されているサイン。
逆に、分泌のリズムが乱れると、午前中ずっと眠かったり、日中ボーっとすることが増えてしまいます。
コルチゾールを「減らすだけ」のサプリは要注意!
このように、コルチゾールは単なる“悪者ホルモン”ではありません。一方的に減らしてしまうと、以下のような影響が出てしまうことがあります。
◎炎症が治りにくくなる(皮膚・関節など)
◎朝スッキリ起きられず、体内リズムが乱れる
◎慢性的な疲労感や気分の落ち込み
更年期は「副腎疲労」と「ホルモンの乱れ」が同時に起きやすい
特に40代50代の女性にとっては要注意です。
更年期になると、これまで卵胞でつくっていた女性ホルモンの一部を、副腎が代わりに作るようになります。
また、、、
人生のなかで40代50代は、仕事、家庭、介護などのストレスが増える時期でもあります。
このようなストレスに対応するのが副腎が作る「抗ストレスホルモン」であるコルチゾールです。
つまり40代50代には、、、
「女性ホルモンもつくれ!」
「ストレスにも対応しろ!」
という過剰な負荷が副腎にかかりやすくなります。
その結果、
◎コルチゾール分泌のリズムが乱れる
◎自律神経が乱れてバランスが崩れる
◎朝も夜もぼーっとしてスイッチが切り替わらない
こうした症状に心当たりがある方は、コルチゾールを「抑える」のではなく「整える」ことが必要です。
コルチゾールを“適正化”するためのサプリ選び
では、、、
コルチゾールサプリとしてどんなサプリを選べばいいのでしょうか?
◎ポイント1:副腎を元気にする栄養素が入っているか?
副腎の栄養として重要なのは以下の3つです。
ビタミンC
副腎に最も多く存在するビタミン。パントテン酸
ホルモン生成の材料。ビタミンB群
副腎の代謝を助ける。これらがしっかり補えるサプリを選びましょう。
◎ポイント2:抗ストレスホルモンの材料をしっかり補う
多くのホルモンは「たんぱく質」からつくられます。抗ストレスホルモンの一つであるアドレナリンの材料もタンパク質です。
コルチゾールの材料はコレステロールですので、オメガ3などの良質な油脂を意識して摂るいようにしましょう。
更年期女性にたんぱく質不足や良質な油脂不足が多いのは事実。コルチゾールやアドレナリンなど抗ストレスホルモンの合成も、材料がなければ滞ります。
更年期専門店オアディスワンのおすすめサプリ
更年期世代のコルチゾール適正化には、以下のサプリを組み合わせるのがおすすめです。
◎こうさんかのかわり
副腎を抗酸化しながら、ビタミンCや水素イオンでストレス対策。酸化ダメージから臓器を守ります。
◎たんぱくしつのかわり
ホルモンや神経伝達物質の材料になるアミノ酸をしっかり補給。吸収効率と飲みやすさに配慮した処方です。
コルチゾールを減らさずに適正にするサプリ おすすめTOP3
コルチゾールを減らすサプリの注意点 まとめ
- コルチゾールを減らすだけのサプリは要注意
- コルチゾールは抗炎症や体内時計の働きもしている
- コルチゾールを副腎が適切に作れることが大切