グルタミン酸サプリ
vs グルタミンサプリ
どっちを選ぶべき?
「グルタミン酸サプリとグルタミンサプリは同じ」そう思っていませんか?
「グルタミン」と「グルタミン酸」。
たった一文字しか違わないため、同じ成分だと思ってしまう方も多いのではないでしょうか。
実際に商品を探していると、
「グルタミン酸が入っているなら、グルタミンも補えるのでは?」
「グルタミン酸サプリの方が安いけれど、代わりにならないの?」
と迷ってしまいます。
結論からお伝えすると、身体的ストレス時の回復代謝を支える目的なら、
◎グルタミン酸ではなく「L-グルタミン」を配合したサプリ
を選ぶ方が目的に合っています。
グルタミン酸とグルタミンは、体内でお互いに変換できます。しかし、同じ働きをする成分ではなく、グルタミン酸を摂れば必要な量のグルタミンが自動的に作られるわけでもありません。
この違いを理解するには、配合量を比べる前に、それぞれがカラダの中でどのように利用されるのかを知る必要があります。
※参考:治療と職業生活の両立におけるストレスマネジメントに関する研究 | 厚生労働省
※参考:ストレス | 健康日本21アクション支援システム(厚生労働省)
※参考:現代女性の健康問題 | 女性の健康推進室(厚生労働省事業)
※参考:生化学におけるアミノ酸の合成と分解 | アメリカ国立医学図書館
※参考:食事におけるL-グルタミン酸およびL-グルタミンの代謝の働き、栄養的な影響、安全性 | アメリカ国立医学図書館
※本記事は一般的な栄養・健康情報であり、診断・治療を目的としたものではありません。急激な認知機能の変化、日常生活に支障が出る物忘れ、神経症状などがある場合は、サプリメントだけで対応せず医療機関へご相談ください。
グルタミン酸サプリとL-グルタミンサプリの決定的な違い
グルタミン酸とグルタミンは、どちらも体内で作れる非必須アミノ酸です。
化学構造もよく似ていますが、分子の一部が異なるため、体内での運ばれ方や利用される場面が変わります。
グルタミン酸は、体内では主に「グルタメート」という形で存在します。たんぱく質を構成するほか、ほかのアミノ酸を作る代謝の中心となり、α-ケトグルタル酸を経由してTCA回路にもつながります。
また、グルタミン酸は、システイン、グリシンと結びつくことで、抗酸化物質であるグルタチオンの材料になります。脳内では、神経細胞を活動させる興奮性神経伝達物質としても働きます。
一方のL-グルタミンは、窒素を組織から組織へ運ぶ役割を持ち、腸管上皮や免疫細胞などのエネルギー源として利用されます。
健康な状態では体内で必要量を合成できますが、激しい運動、けが、感染症、手術、著しい低栄養などの強い身体的ストレス時には、需要が合成量を上回る場合があります。
このため、L-グルタミンは「条件付き必須アミノ酸」と呼ばれています。
分かりやすく例えると、、、
グルタミン酸はアミノ酸代謝を動かす「工場内の中間材料」です。
L-グルタミンは、その材料に窒素を梱包し、必要な組織へ運びやすくした「配送用パッケージ」です。
材料と配送用パッケージはお互いに作り替えられますが、最初から同じ状態ではないのです。
グルタミン酸からグルタミンを作れるのに、代用品にならない理由
私たちのカラダは、グルタミン酸からグルタミンを合成できます。
その反応は、次のように進みます。
グルタミン酸+アンモニア+ATP
↓ グルタミン合成酵素
グルタミン
反対に、グルタミンは「グルタミナーゼ」という酵素によって、グルタミン酸とアンモニアへ分解されます。
ここで重要なのは、グルタミン酸からグルタミンを作るためには、アンモニアだけでなくATPというエネルギーが必要になることです。
さらに、実際に作られる量は、グルタミン合成酵素の働き、組織の状態、エネルギーの供給量、グルタミンの需要などによって調整されます。
つまり、
「グルタミン酸を摂取する」
ことと、
「必要な組織へ利用可能なグルタミンを届ける」
ことの間には、合成反応が一つ必要です。
しかも、食事から摂ったグルタミン酸の多くは、最初に腸管や肝臓などの内臓組織で利用されます。
グルタミン酸サプリを飲んでも、その全量が血液中へ入り、グルタミンに変換されるわけではありません。
グルタミンを直接補うことが目的なら、変換を前提とするグルタミン酸よりも、L-グルタミンを選ぶ方がシンプルにおすすめです。
グルタミン酸サプリを飲むと、脳のグルタミン酸も増える?
グルタミン酸が興奮性神経伝達物質だと知ると、
「グルタミン酸を摂れば、頭が働きやすくなるのでは?」
と考える方がいます。
反対に、
「脳が興奮しすぎて危険なのでは?」
と不安になる方もいるかもしれません。
しかし、食事から摂ったグルタミン酸と、脳内で神経伝達物質として働くグルタミン酸は、分けて考える必要があります。
脳には「血液脳関門」という仕組みがあり、血液中の物質が自由に脳へ入らないように管理しています。
グルタミン酸については、血液から脳内へ流入させるよりも、脳の外へ排出する方向に働く輸送システムが備わっています。
そのため、グルタミン酸サプリを飲んだからといって、脳内のグルタミン酸がそのまま増え、集中力や記憶力が高まるわけではありません。
脳内では、神経細胞とアストロサイトという細胞の間で、グルタミン酸とグルタミンを循環させています。この「グルタミン酸・グルタミンサイクル」によって、神経伝達に必要な量が細かく調整されています。
なお、調味料として使われるグルタミン酸ナトリウム、いわゆるMSGは、グルタミン酸にナトリウムが結合したものです。L-グルタミンとは別の成分であり、グルタミンサプリの代わりにはなりません。
FDAは、食品へ使用されるMSGを一般に安全と認めています。グルタミン酸という名前だけを見て、脳に良い成分とも、危険な成分とも単純に判断しないことが大切です。
※参考:The blood-brain barrier and glutamate|PubMed
※参考:Questions and Answers on Monosodium Glutamate|FDA
40代50代の回復目的なら「L-グルタミン配合」を確認する
身体的ストレス時の回復代謝を支える目的でサプリを選ぶ場合は、商品名ではなく原材料表示を確認してください。
確認したい表記は「L-グルタミン」です。
「グルタミン酸」「グルタミン酸ナトリウム」「アミノ酸配合」「たんぱく質配合」と書かれていても、L-グルタミンを直接補えるとは限りません。
また、L-グルタミンの配合量が、1日分として明記されているかも確認します。複数のアミノ酸をまとめた合計量しか表示されていない商品では、実際にどれだけのL-グルタミンを摂れるのか判断できません。
ただし、健康な人では通常、必要なグルタミンを体内で合成できます。40代50代になっただけで、必ずL-グルタミンが不足するわけではありません。
L-グルタミンを選ぶ意味があるのは、激しい運動が続いている、食事量が落ちている、身体的な負担が大きいなど、需要の増加が考えられる場合です。
さらに、L-グルタミンを回復代謝へつなげるには、ビタミンB群、マグネシウム、炭水化物や脂質、十分なたんぱく質も必要です。
グルタミンサプリを選ぶときは、
「L-グルタミンが入っているか」
だけでなく、
「摂ったグルタミンを代謝に利用できる栄養環境か」
まで考えることが重要です。
お客様事例|「グルタミン酸入りなら同じ」と考えていた40代女性
オアディスワンの店頭でよく寄せられるご相談をもとに、個人が特定されない形で事例を再構成してご紹介します。
40代後半の女性が、仕事と家事による疲れを何とかしたいと考え、市販のアミノ酸サプリを利用していました。
商品には「グルタミン酸配合」と書かれていたため、ご本人はL-グルタミンを補えていると思っていたそうです。
しかし、原材料表示を確認すると、配合されていたのはグルタミン酸で、L-グルタミンの記載はありませんでした。さらに、朝食を抜くことが多く、昼食もパンや麺だけの日が続き、マグネシウムやビタミンB群を含む食品も十分に摂れていませんでした。
この場合、グルタミン酸サプリをL-グルタミンサプリへ交換するだけでは不十分です。
まずグルタミン酸とL-グルタミンが別の成分であることを整理し、そのうえで、食事からエネルギーとたんぱく質を補い、ビタミンB群やマグネシウムが不足しない環境を整える必要があります。
この事例から分かるのは、サプリ選びで大切なのは、似た名前やイメージではなく「目的と代謝の流れ」を確認することです。
オアディスワンが考えるグルタミン酸サプリとグルタミンサプリの選び方
グルタミン酸は、アミノ酸代謝やエネルギー代謝、グルタチオンの合成などに関わる重要な成分です。グルタミン酸そのものが不要なわけではありません。
しかし、身体的ストレス時の回復代謝を支えるためにグルタミンを直接補いたい場合、グルタミン酸サプリはL-グルタミンサプリの代わりにはなりません。
私たちオアディスワンでは、40代50代の回復を考える場合、
◎L-グルタミンを直接補えること
◎グルタミンを利用する代謝環境まで整えること
の両方を重視しています。
回復力サプリ「かいふくりょくのかわり」には、L-グルタミンを直接配合しています。さらに、L-アルギニン、L-メチオニン、チキンコラーゲンペプチド、ビタミンB6・B12、葉酸、亜鉛など、回復代謝に関わる栄養素を組み合わせています。
名前が似ているから選ぶのではなく、カラダの中で必要とする成分を直接補えるかを確認する。
そのうえで、グルタミンをエネルギーや組織の材料として利用するための栄養環境まで考えることが、40代50代のグルタミンサプリ選びでは大切です。
「グルタミン酸サプリ」と「グルタミンサプリ」どっちを選ぶべき?《まとめ》
- L-グルタミンとグルタミン酸は、名前が似ていても異なるアミノ酸
- 体内で相互変換できても、グルタミン酸を摂れば必要なグルタミンを補えるとは限らない
- 身体的ストレス時の回復代謝を支えるなら「L-グルタミン」の配合を確認する
【→おすすめ1位】
回復力サプリ「かいふくりょくのかわり」定期便
40代50代の疲労回復のカギ!L-アルギニンやL-グルタミンなどのアミノ酸に注目
(おすすめの理由)オアディスワンの回復力サプリ「かいふくりょくのかわり」は、40代50代の回復ホルモンの材料に特化したサプリです。成長ホルモンの材料であるL-グルタミンや、外科手術の術後回復のために処方されるL-アルギニンなどのアミノ酸を配合しています。
回復力サプリ「かいふくりょくのかわり」定期便をもっと詳しく見る
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