更年期 お腹に脂肪がつく

更年期は脂肪で女性ホルモンがつくられる

女性ホルモンの多くは卵巣と副腎(ふくじん)という場所で作られています。しかし、更年期になると卵巣で女性ホルモンを作ることができなくなる！副腎は大忙しで疲弊します。すると更年期のカラダは他の場所でも女性ホルモンを作るように変化します。それが…脂肪！更年期のカラダにとって脂肪は大事な女性ホルモンをつくる場所になります。結果、更年期は脂肪が落ちにくい。

更年期の脂肪を防ぐ方法①副腎を抗酸化

更年期につきやすい脂肪を防ぐためにまず大事なのは、副腎を元気にすることです。副腎がしっかり働いて女性ホルモンを作れれば、わざわざ脂肪で女性ホルモンを作る必要はありません。結果、脂肪が落ちやすくなります。副腎は抗酸化物質が大好物なので、ビタミンCやポリフェノールなどを多く含んだ緑黄色野菜をとるのがおすすめです。

更年期の脂肪を防ぐ方法②寝ているあいだに代謝を上げる

更年期は脂肪が増えやすいことに加え、代謝が落ちて痩せにくい。代謝を上げる一番の方法は「良質な睡眠」です。実は、私たちのカラダは寝ている間に毎日約300kcalを消費すると言われています。この秘密は入眠時に出る成長ホルモン。眠りにつくときに自律神経が副交感神経優位(リラックスモード)になっていれば、寝ている間に代謝がすすみ、脂肪を燃焼してくれます！