善玉コレステロールを
増やすサプリ
【専門家の選び方】

善玉コレステロール（HDL）を増やすサプリはあるのか？

「LDL（悪玉）は下げたいけど、善玉（HDL）ってどうやって増やすの？」

「サプリでHDLを増やすことってできるの？」

そんな疑問を持つ方はとても多いです。

腸の“善玉菌・悪玉菌”のイメージが強いからこそ、コレステロールでも「善玉を増やしたい！」と思うのは自然なことですよね。

ただし、HDLについてはちょっとした誤解が多い分野。

この記事では、善玉コレステロールを“増やす・働かせる”ための成分を、専門家として分かりやすく解説します。

まず知りたい！HDL（善玉）は“ただ数を増やせばいい”わけではない

HDLの役割をもう一度おさらいすると、HDLは、血管に余った脂質を回収して肝臓に戻す「お掃除トラック」という存在でしたよね。

こう聞くと「じゃあ数が多いほど良い！」と思いますが…

実は、最新の研究では“HDLは量より質が重要”だと考えられています。

HDLの“質”とは何か？

それは、どれだけ効率よく脂質を回収できるか（回収力）のこと。

40代以降の女性は、ホルモン低下・ストレス・疲労の影響で、この“回収力”が落ちやすくなります。

特に更年期前後は血管も酸化しやすく、HDLが本来の力を発揮しにくくなるのです。

その結果…

・LDLが置き去りにした脂質を回収できない

・血中にコレステロールが滞りやすい

・動脈硬化リスクが上がりやすい

といった悪循環が起こります。

つまりHDL対策とは、“数を増やす”ことより、“働けるHDLをにする”ことが大切なんですね。

善玉コレステロール（HDL）を増やす＆働かせるための成分

ここからは専門家として、効果のある成分を厳選して解説します。

●ナイアシン（ビタミンB3）

HDLを上げる成分として最も知られています。

・HDLを増やしやすい
・LDL・中性脂肪を下げる方向に働く
・脂質代謝の流れそのものを整える

という、オールラウンダー的存在。

ただし、高容量では“ほてり”などの副作用が出るため、一般的なサプリでは控えめな量で使われることが多いです。

「安全性を確保しながらHDLを底上げする成分」として注目されています。

●オメガ3（EPA・DHA）

「直接HDLを上げる」というよりは、HDLが働きやすい“環境”を整える成分です。

・血液をサラサラにする
・血管の炎症を抑える
・DLの“質”を改善する

HDLは血管の中を動き回る“回収トラック”なので、血流が悪いとそもそも働けません。

脂っこい食事が好きな方、甘いもの・お酒が多い方にはとても相性が良いです。

●アスタキサンチン・ビタミンC・ビタミンE（抗酸化成分）

HDLが弱る最大の原因は“酸化ストレス”。

HDLが酸化されると、

・回収力が落ちる
・そもそも働けなくなる

という状態に。

抗酸化成分には、

・HDLの酸化を防ぐ
・酸化LDLの回収を助ける
・血管の炎症を抑える

という働きがあり、HDLの“質を底上げする”本質的なアプローチにつながります。

特に女性は更年期で抗酸化力が落ちるため、意識して取り入れたい栄養素です。

●アミノ酸（アルギニン）

「HDLの質（働き）を上げたい人」には最も相性が良い成分です。

アルギニンは、

・血管を広げるNOの材料
・血流を改善し、HDLが動きやすくなる
・肝臓の代謝をサポートしてHDL合成に関与

という、“回収力”アップに直結する働きを持っています。

HDLは「血管という道路の上で働くトラック」。

道路（血流）が細くて動きにくいと、その性能を発揮できません。

アルギニンはまさにその“道路整備”をする成分なんです。

オアディスワンの「たんぱくしつのかわり」がHDL対策に向いている理由

オアディスワンのアミノ酸サプリ「たんぱくしつのかわり」は、

・アルギニンなどのアミノ酸を効率よく補える

・吸収がとても早く、胃腸の負担が少ない

・血流×代謝×肝臓をまとめて底上げできる

という特徴があり、「HDLの数も働きも底上げしたい」女性にぴったりのサプリです。

特に40代以降は代謝が落ち、HDLの動きも鈍くなるため、アルギニンで血流と代謝を整えるのはとてもおすすめですよ。