更年期の
ブレインフォグや
ADHD対策とは?
「更年期になってADHDになった?」40代50代に多いブレインフォグとの違い
「人の話を聞いていても内容が頭に残らない」
「仕事の段取りが急に組めなくなった」
「何かを取りに来たのに、何を取りに来たのか忘れる」
40代50代になってこんなことが増えると、
「私ってADHDだったの?」
と不安になりますよね。
実際、ADHDとブレインフォグには「集中できない」「忘れっぽい」「段取りが苦手になる」といった似た症状があります。
しかし医学的には、ADHDとブレインフォグは、同じものではありません。
ADHDは、不注意、多動性、衝動性などを特徴とする神経発達症です。成人になって初めて診断されることはありますが、診断上は症状が12歳以前から存在していたことを確認します。
米国国立精神衛生研究所(NIMH)も、成人ADHDの診断では子どもの頃の行動や学校生活まで確認する必要があるとしています。
一方、ブレインフォグは病名ではありません。頭に霧がかかったように、注意、記憶、情報処理などが一時的にうまく働きにくくなっている状態を表す言葉です。
つまり、
◎ADHD
=もともと存在する神経発達上の特性
◎更年期ブレインフォグ
=更年期などの影響によって今までできていた認知作業がしにくくなっている状態
という違いがあります。
だからこそ、40代になって急に「ADHDになった」と決めつける前に、身体側で何が変わったのかを見ることが重要です。
※参考:治療と職業生活の両立におけるストレスマネジメントに関する研究 | 厚生労働省
※参考:うつ病の主な症状 | 厚生労働省
※参考:ストレス | 健康日本21アクション支援システム(厚生労働省)
※参考:現代女性の健康問題 | 女性の健康推進室(厚生労働省事業)
※参考:Menopause and cognitive impairment: A narrative review of current knowledge | PubMed(米国国立医学図書館)
※参考:Menopause and brain health: hormonal changes and cognitive function | PubMed(米国国立医学図書館)
※本記事は一般的な栄養・健康情報であり、診断・治療を目的としたものではありません。急激な認知機能の変化、日常生活に支障が出る物忘れ、神経症状などがある場合は、サプリメントだけで対応せず医療機関へご相談ください。
更年期のブレインフォグとADHDは「新しく発症」と「隠れていた特性」を分けて考える
ここが今回、最も大切なポイントです。
「更年期になってADHDのようになった」という女性には、大きく分けて2つの可能性があります。
一つは、ADHDではなく、更年期に起こったブレインフォグがADHDに似て見えているケースです。
もう一つは、もともとADHDの特性を持っていたものの、若い頃は体力や生活環境でカバーできていて、更年期になって症状が目立つようになったケースです。
近年、この2つ目について研究が進んでいます。
2025年に発表された女性ADHDと性ホルモンに関する研究では、女性ホルモンの変化とADHD症状との関連を示唆する研究が確認されました。
さらに2025年には、ADHD女性では重い更年期移行期症状の割合が高かったという研究が報告される一方、別の研究ではADHD女性と非ADHD女性で更年期症状に大きな差を認めなかったという結果も出ています。
つまり最新研究から言えるのは、
「更年期=ADHDになる」
ではなく、
「更年期のホルモン変動によって、もともとのその人が持っていたADHDの特性が表面化する可能性がある」
ということなんです。
更年期のブレインフォグやADHD様症状は「ホルモン+睡眠」で悪化しやすい
では、なぜ更年期になると「集中できない」「忘れる」「段取りできない」が急に目立つのでしょうか。
私たちが特に重視したいのが「睡眠」です。
成人ADHDでは睡眠問題が非常に多く、最近の研究でもADHDの成人は睡眠の質や睡眠効率など複数の指標で問題を抱えやすいことが報告されています。成人ADHDにおいては、睡眠問題が多くみられることも説明しています。
さらに更年期では、ホットフラッシュ、寝汗、中途覚醒などによって睡眠そのものが不安定になりやすくなります。
つまり、
女性ホルモンが大きく変動する
↓
睡眠が不安定になる
↓
翌日の注意力や処理能力に余裕がなくなる
↓
「忘れる」
「集中できない」
「段取りできない」
↓
ADHDが急に悪化したように感じる
という流れが考えられます。
もともとADHD特性がある人ならその特性が目立ちやすくなります。ADHDではない人でも、睡眠不足による認知機能低下がADHDのように感じられる可能性があります。
だから更年期のブレインフォグ対策では、脳だけを刺激するより「夜にちゃんと回復できているか」を見ることが大切なんです。
更年期のブレインフォグやADHD様症状では「鉄不足」も確認する
もう一つ見落としたくないのが、鉄不足です。
鉄はヘモグロビンをつくって酸素を運ぶだけの栄養素ではありません。神経系やエネルギー代謝にも関わっており、鉄欠乏では貧血になる前から疲労や認知機能の問題が起こる可能性があります。
特に更年期移行期はまだ月経があり、月経量が増える女性もいます。2025年の更年期女性の認知機能に関する研究でも、更年期移行期の出血による鉄不足リスクと認知機能との関係が指摘されています。
ただし、ここで注意して欲しいのは「鉄を飲めばADHDが改善する」という意味ではないということです。
私たちオアディスワンがお伝えしたいのは、
◎鉄不足があれば、それだけで「疲れる」「集中できない」「頭が回らない」というADHDに似た状態を作る可能性がある
ということです。
ADHDとはまったく違った論点で、言ってみれば「カラダ側の原因」として見逃さないことが大切、ということが、私たちがお伝えしたいことです。
ブレインフォグサプリで考える「抗酸化」はADHD治療ではなく身体環境を整えるため
私たちオアディスワンは更年期ブレインフォグを、
・脳のエネルギー不足
・脳の炎症
・脳の酸素不足
という3つの視点から整理しています。
その中で、私たちが更年期の身体環境として重視しているのが、
◎抗酸化
です。
更年期にはホルモン変化だけでなく、代謝、睡眠、ストレスなど複数の要素が変化します。
こうした背景を踏まえて、野菜や果物などから抗酸化栄養素を十分に摂り、酸化ストレスを増やしにくい生活をつくることには意味があります。
私たちオアディスワンでは、
①酸化ストレスを増やしにくいカラダをつくる
②脳へ酸素や栄養を届けられる状態をつくる
③睡眠中に脳が回復できる環境をつくる
という身体全体の視点から、更年期のブレインフォグを考えています。
「ADHDに効く成分」を探すというより「なぜ今までできていたことができなくなったのか」を身体側から一つずつ確認することが重要です。
お客様事例|「40代になって急にADHDになったと思った」という女性
オアディスワンでは、
「最近、仕事でミスが増えて、ADHDになったのかと思いました」
という40代50代女性からのご相談をいただくことがあります。
以前なら、仕事をしながら家族の予定も管理できた。それが最近は、メールを書いている途中で別の仕事を始めたり、買い物に行って必要なものを忘れたり、人の名前がすぐに出てこなくなった。
本人は「自分の能力が落ちた」と考えていました。
しかし生活全体を聞いてみると、
夜中に何度も目が覚める。朝から疲れている。月経周期も大きく変わってきた。
という身体側の変化が同時に起きているケースがあります。
こうした場合に大切なのは「もっと集中しなきゃ」と脳を頑張らせることではありません。
睡眠、食事、鉄などの栄養状態、疲労から回復できる環境を一度整理することです。
更年期になって急に頭が回らなくなったとき、
「私の能力が落ちた」
ではなく、
「脳を支えている身体環境が変わっていないか?」
と考える。
この視点を持つだけでも、対策の方向は大きく変わります。
※上記はオアディスワンに寄せられるご相談内容をもとにした代表的なケースであり、特定のお客様の診断や効果を示すものではありません。
オアディスワンが考える更年期のブレインフォグ・ADHD対策
私たちオアディスワンでは、ADHDそのものをサプリメントで治そうとは考えていません。
ADHDは神経発達症であり、疑われる場合には医療機関で適切な評価を受けることが基本です。
ADHDに似た症状は、睡眠障害、ストレス、不安、うつ、身体疾患などでも起こり得るため、NIMH(アメリカ国立精神衛生研究所)も診断時には他の原因を除外する必要があるとしています
一方で、
「40代になって急に頭が回らない」
「更年期になってADHDが悪化した気がする」
という場合には、脳だけを見るのではなく、
◎睡眠
◎栄養状態
◎鉄不足
◎酸化ストレス
◎脳のエネルギー代謝
まで含めて身体環境を見直す価値があります。
若い頃は無理をしても何とか回せたカラダが、40代50代になると同じ方法では回復できなくなる。
だから「もっと脳を頑張らせる」のではなく、「脳が本来の力を発揮できる身体に戻していく」。
それが、更年期専門店オアディスワンが考える、ブレインフォグやADHD様症状への向き合い方です。
更年期のブレインフォグやADHDを対策したいなら①抗酸化と②貧血改善《まとめ》
- ADHDは神経発達症、ブレインフォグは認知機能が一時的に働きにくくなっている状態で、医学的には別物。
- 更年期のブレインフォグには、エストロゲン変化・睡眠・自律神経・酸化ストレスなど複数の要因が関係する。。
- 対策では「抗酸化」と「貧血改善」に注目し、脳へ酸素と栄養を届けられる身体環境を整えることが重要。
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