足が攣るサプリ
栄養不足タイプ
【専門家の選び方】

〜【専門家が解説】足が攣る原因が「栄養不足」の人に必要なのは、なぜマグネシウムなのか？〜

夜中にふくらはぎがギュッと縮んで、思わず飛び起きる。

そんな“足のつり”は、筋肉のトラブルのように思えますが、実は「ミネラルが出す電気信号の乱れ」が原因です。

私たちの体は、筋肉を動かすときに“電気”を使って命令を出しています。

そのスイッチ役がカルシウムとマグネシウム。

カルシウム：筋肉に「縮まれ！」と合図を送るアクセル

マグネシウム：「もう力を抜いてOK」とブレーキをかける役目

この2つが交互に働くことで、筋肉はスムーズに動けるんです。

でも、ブレーキ役のマグネシウムが足りなくなると、筋肉が止まれず暴走状態に。 これが、まさに“足が攣る瞬間”です。

現代女性がマグネシウム不足に陥りやすい3つの理由

「ミネラル不足なんて、そんなに起こるの？」と思うかもしれません。

でも実際、厚生労働省の調査でも、日本人女性の約7割がマグネシウム不足といわれています。

その理由は、私たちのライフスタイルの中にあります。

1. 精製食品・加工食品が多い

白米、パン、麺類…精製食品が中心の食事では、マグネシウムがほとんど含まれていません。

しかも、食品添加物のリン酸塩はマグネシウムの吸収を妨げます。

2. カフェイン・ストレスで消耗

コーヒーやお茶などに含まれるカフェインは、利尿作用でマグネシウムを尿中に排出させます。

また、ストレスを感じると副腎がマグネシウムを多く消費するため、「頑張り屋さんほどマグネシウムが減る」傾向に。

3. 汗・ダイエット・偏食でさらに不足

運動や入浴、サウナなどで汗をかくとマグネシウムが流れ出ます。 また、糖質制限やダイエット中の女性は食事量が減り、摂取量自体が足りなくなってしまうのです。

マグネシウムを摂っても“効かない人”がいる？

「マグネシウムサプリを飲んでいるのに、まだ足が攣る…」

そんなお悩み、実は珍しくありません。

その原因の多くは、“マグネシウムの種類”にあります。 マグネシウムと一口に言っても、体に入ったあとでの吸収率や働き方がまったく違うのです。

たとえば——

酸化マグネシウム：安価で便秘薬によく使われるタイプ。吸収率は低く、筋肉ケアには不向き。

クエン酸マグネシウム／グリシン酸マグネシウム：吸収は良いが、やや刺激が強いことも。

そして、最近注目されているのが、医療現場の点滴にも使われる硫酸マグネシウム（サルフェートマグネシウム）です。

硫酸マグネシウムとは？

硫酸マグネシウムは、体にやさしく、吸収率が安定しているマグネシウムの一種。

刺激が少ないため、胃腸が弱い方や女性でも続けやすいのが特徴です。

また、硫酸マグネシウムは水分と一緒に筋肉内の代謝をサポートし、細胞の中で「カルシウムが過剰に入り込むのを防ぐ」働きもあります。

そのため、

「飲んでも効かない」ではなく、「ちゃんと効く場所に届く」マグネシウムを選ぶことが大切なんです。

マグネシウムを“効かせる”3つのポイント

1. カルシウムとのバランスをとる

理想は「カルシウム：マグネシウム＝2：1」。
乳製品を多く摂る方は、マグネシウムのサプリでバランスを整えましょう。

2. 毎日コツコツが基本

体に貯金できないミネラルなので、1日抜くと翌日すぐに不足。 少量でも「続ける」ことが大切です。

3. 吸収をサポートする成分と一緒に

ビタミンB6やタウリンは、マグネシウムの働きを高めます。

これらが一緒に入っているタイプを選ぶと◎

じぶんにあったマグネシウムサプリで、足の攣り体質を根本から改善してみてください！