肝臓に良い
市販サプリメントの
中から選ぶ基準?
市販の肝臓サプリは「有名成分の数」で選ばない
ドラッグストアには、ウコン、しじみ、オルニチン、牡蠣、肝臓エキスなどを配合した商品が数多く並んでいます。
そのため、
「肝臓に良さそうな成分が多い商品を選べば安心」
と考える方も多いと思います。
しかし、市販の肝臓サプリメントを比較するときに重要なのは、成分の数ではありません。
見るべきなのは、各成分の含有量が分かるか、現在飲んでいるサプリと重複しないか、高濃度の植物エキスを何種類も摂る設計になっていないか、という点です。
米国肝臓学会は「健康食品による肝障害の代表例」として、複数成分を含む製品を挙げています。多成分型の商品は、体調不良が起きたときに原因となった成分を特定しにくいという問題もあります。
※参考:脂肪肝 | 健康日本21アクション支援システム(厚生労働省)
※参考:脂肪肝を予防する日常生活 | 厚生労働省
※参考:非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の有病率は9~30%。少なくとも1,000万人以上と推計 | 生活習慣病予防協会
※参考:ストレス | 健康日本21アクション支援システム(厚生労働省)
※参考:「副腎疲労症候群・HPA軸の機能障害」検査や受診、食生活で副腎をケアする方法 | 国立消化器・内視鏡クリニック
※本記事は一般的な栄養情報であり、治療・診断・予防を目的とするものではありません。体調に不安がある場合は医療機関へご相談ください。
※「副腎疲労」という概念は医学的には確立していませんが、一般的には「HPA軸や自律神経の調整異常」と認識されています。つまり「副腎疲労」と「自律神経の乱れ」とは密接に関係があるとされているのが現代の科学的な見解です。
【商品別】市販の肝臓に良いサプリメントは3種類に分けられる
市販の肝臓サプリメントは、大きく「多成分型」「少数成分型」「機能性表示型」に分けられます。
多成分型の例が、ファンケルの「牡蛎&ウコン たのもし」です。
クルクミン、牡蠣肉エキス、マリアアザミエキス、亜鉛、セレンなど、6つの成分を組み合わせています。オリヒロの「しじみ牡蠣ウコンの入った肝臓エキス」も、肝臓エキス、オルニチン、しじみ、牡蠣、ウコン、亜鉛、ビタミンB群などを含む多成分設計です。
一つの商品で幅広い成分を補えることは利点ですが、マルチビタミンや亜鉛サプリをすでに飲んでいる方は、成分が重複しやすくなります。
少数成分型の例が、DHCの「肝臓エキス+オルニチン」です。
1日3粒に、肝臓エキス600mg、オルニチン塩酸塩120mg、亜鉛6mgを配合しています。主な成分が3つで、1日量を確認しやすい点が特徴です。
機能性表示型には、ハウスウェルネスフーズの「クルビサ 粒」があります。
クルクミン30mgとビサクロン400μgを含み、健康な人の肝機能酵素値に関する機能を表示しています。ただし、機能性表示食品は医薬品ではなく、脂肪肝や肝疾患を治療する商品ではありません。
「食品として安全」と「濃縮サプリとして安全」は別の話
ウコンや緑茶は、日常的に摂られてきた食品です。しかし、通常の食品として摂ることと、特定の成分を抽出・濃縮した錠剤を毎日摂ることは同じではありません。
オーストラリアの医薬品規制当局は、ウコン・クルクミンと緑茶エキスによる肝障害リスクを受け、対象製品の警告表示に関する規制を導入しました。
欧州食品安全機関も、緑茶飲料は一般的に安全とする一方、サプリから1日800mg以上のEGCGを摂取した試験では、肝障害の初期兆候が確認されたと報告しています。
したがって、、、
特に肝臓にいいサプリ選びにおいては「自然由来だから安全」「高濃度だから効果が高い」という判断はしないほうがいいと言えるでしょう。
市販品を選ぶ「引き算設計」の3つの確認
40代50代が市販の肝臓サプリメントを選ぶときは、商品を追加する前に、現在飲んでいるものを一度整理する必要があります。
まず、商品ラベルを見て、成分ごとの1日量が明記されているかを確認します。「独自ブレンド」などの表示だけで個別量が分からない商品では、過剰摂取や重複を判断できません。
次に、亜鉛、鉄、セレン、ビタミンA、植物エキスなどが、他の商品にも入っていないかを確認します。
最後に、そのサプリを飲む目的を一つに絞ります。「肝臓」「美容」「疲労」「更年期」など、目的ごとに商品を追加すると、結果として同じ成分を重ねてしまうからです。
消費者庁も、錠剤やカプセルは過剰摂取になりやすいため、個別の含有量と製造者を確認し、複数の商品を安易に併用しないよう注意を促しています。
お客様事例|市販サプリを5種類飲んでいた50代女性
オアディスワンへのご相談をもとに、個人が特定されない形で再構成した事例をご紹介します。
50代の女性は、健康診断で肝臓の数値を指摘され、市販のウコン、オルニチン、亜鉛を飲み始めました。さらに、更年期用のマルチビタミンと美容サプリも続けていました。
ご本人は、それぞれ目的が違うため、問題はないと考えていました。
しかし、商品ラベルを並べると、複数の商品に亜鉛や植物エキスが含まれていました。そこで、新しい商品を加えず、医療機関で数値を確認しながら、不要なサプリを整理しました。同時に、飲酒、夜遅い食事、睡眠不足も見直しました。
オアディスワンが考える市販サプリメントの選び方
私たちオアディスワンは市販の肝臓に良いサプリメントを選ぶときも、
「成分をたくさん入れる設計」
よりも、
「必要な成分だけを確認できる設計」
を、重視します。
多成分型がすべて悪く、少数成分型なら必ず安全という意味ではありません。
大切なのは、現在の食事、薬、サプリを含めて、1日に摂る成分の合計を把握することです。
市販品を選ぶ基準は、
◎配合量が分かること
◎高濃度エキスを重ねて配合していないこと
◎ほかの商品と成分が重複しないこと
です。
肝臓に余計な仕事を増やさない「引き算設計」。
それが、40代50代が市販の肝臓サプリメントを選ぶときの基本です。
【まとめ】肝臓に良いサプリメントを市販の中から選ぶ基準は「引き算設計」【商品別】
- 高濃度の植物エキスを何種類も重ねた商品は避ける
- 配合成分と1日あたりの含有量が明確な商品を選ぶ
- 成分の多さより、肝臓に余計な負担をかけない設計を重視する
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