大豆サプリと
エクオール
どちらがいい?
「大豆サプリ」と「エクオールサプリ」の違いを知っていますか?
更年期ケアに欠かせない成分として知られる大豆イソフラボン。
これを材料に腸内の「エクオール産出菌」が働くことで、より効果的な成分エクオールに変換されます。
エクオールは大豆イソフラボンを材料に、腸内にいる「エクオール産出菌」という特別な菌によって作られる成分。
ところが実は、、、、
日本人女性の約半分はこのエクオール産出菌を持っていないことが分かっています。
つまりまとめると以下になります。
◎産出菌を持つ「エクオールを作れる人」
→ 大豆サプリでも体内でエクオールを作れる
◎産出菌を持たない「エクオールを作れない人」
→ 大豆サプリだけではエクオールが生まれない
日本人女性の約半数はエクオールを作れない体質。
そのため、同じ大豆サプリを飲んでも「効いた」「効かない」の差が口コミに現れるのです。
参考:女性ホルモンとライフステージ | 働く女性の心とからだの応援サイト(厚生労働省)
※参考:現代女性の健康問題 | 女性の健康推進室(厚生労働省事業)
※参考:貧血 | 女性の健康推進室ウェルネスラボ(厚生労働省事業)
※参考:鉄 | 健康日本21アクション支援システム(厚生労働省)
※参考:ストレス | e-ヘルスネット(厚生労働省)
大豆サプリのメリットと弱点
◎ 植物性エストロゲン(イソフラボン)を摂れる
◎ 食事感覚で続けやすい
◎ 価格が比較的お手頃
カラダの中でエクオールを作るという点では大豆サプリにも弱点があります。
それは、エクオール産出菌を持たない人には十分に働かないこと、です。
そもそも論でカラダのなかにエクオール産出菌を持っていないと、大豆サプリで摂取した大豆成分をエクオールに変換することができません。
エクオールサプリのメリットと弱点
◎ エクオールを直接補えるので、作れない人でも安心
◎ 体感しやすい口コミが多い
◎ 更年期症状(ホットフラッシュ・不眠・気分の落ち込み)にピンポイントで届く
一方で弱点は、価格がやや高めなこと、でしょうか。
また、人工的につくった女性ホルモンをカラダの外から取り入れることに抵抗感がある人も少なからずいます。カラダに必要なものは自分のカラダの中でつくる。それは自然な考え方です。
体験談|大豆サプリから切り替えてみたら…
40代後半の女性。大豆サプリを半年続けましたが「特に変化を感じない」と悩んでいました。
専門家に相談したところ「女性ホルモンを作る副腎(ふくじん)が更年期のストレスで疲れてしまっているかも?」というアドバイスを受けました。
そこで、抗酸化サプリで副腎の酸化(サビ)を落とすことに取り組むことに。
「寝汗で夜中に目が覚める回数が減った」
「気分の落ち込みが和らいだ」
と実感できたそうです。
「自分の体質を知らずに“大豆=効く”と思い込んでいたけど、ちゃんと調べて選ぶって大事なんだと感じました」と語ってくれました。
専門家が考える「更年期サプリ選びのポイント」
1.エクオールを作れるかどうか?
(体質検査で確認できる)
2.食生活や腸内環境はどうか?
(腸の状態によってエクオールを作れる量も変わる)
3.鉄やタンパク質など、ホルモンの材料が足りているか?
(エクオールだけでなく女性ホルモンを作れているか?)
単純に「大豆サプリ派」か「エクオールサプリ派」かを決めるのではなく、あなたの体質と栄養状態に合わせて選ぶことが大切です。
カラダの中で女性ホルモンをしっかりと作れる環境が整えば体調もきっと変わっていくはずです。
この記事のまとめ|「大豆サプリ vs エクオール」あなたに合うのはどっち?
◎ 大豆サプリ
→ エクオールを作れる人には有効
◎ エクオールサプリ
→ 作れない人でも直接補える
◎ 本質的には「ホルモンをつくるカラダの環境づくり」がカギ
「どちらがいい?」の答えは、あなたの体質とライフスタイル次第。
迷ったら一人で判断せず、専門家に相談してください。
大豆サプリとエクオールサプリの選び方おすすめ TOP3
大豆サプリとエクオールサプリの選び方のポイント
- ストレスで疲れた副腎をケアできること
- ヘム鉄やタンパク質などホルモンの材料を摂取する
- 刺激成分や薬理成分を含まない設計である