60代疲労回復サプリ
選び方
【専門家が解説】

60代になると“疲れが抜けない”のはなぜ？40代・50代とは原因が違います

60代のお客様から、次のような声を毎日のようにいただきます。

「歩くだけで息が上がる」
「休んでも疲れが残る」
「体の底力がなくなった気がする」

実はこれ、“加齢”ではなくカラダのメカニズムが大きく変化しているサインです。

40～50代までは「消化力・代謝の低下」が主な原因でしたが、60代はそこに筋肉量の低下が加わります。

つまり、60代の疲れは「筋肉 × 代謝 × 消化」この3つが同時に弱ることで起こります。

60代の疲れをつくる３つの変化

① 筋肉量の低下（サルコペニア）で“エネルギーの工場”が減る

60代では、筋肉量が毎年1～2％ペースで減ると言われています。

筋肉は、

● エネルギー（ATP）をつくる
● 血糖をコントロールする
● 体温を維持する

など、生きるための“工場”そのもの。

だから筋肉が減ると、

✔ 動くだけで疲れる
✔ 横になっても体力が戻らない

といった「底力の低下」がはっきり出ます。

② ミトコンドリアの働きが落ち、代謝そのものが弱る

エネルギー（ATP）を生み出すのはミトコンドリア。

60代では、

● 数が減る
● 働きが鈍る

というダブルの変化が起こるため、エネルギーが“作れないカラダ”になります。

その結果、

・朝からだるい
・息切れしやすい
・疲れが長引く

という典型的な60代の疲れにつながります。

③ 消化力の低下が進み、栄養が吸収できない

60代では胃酸分泌も消化酵素も40～50代以上に減ります。

✔ 食事はしていても
✔ サプリを飲んでいても

“材料が吸収されない”状態に陥りやすいのです。

つまり、カラダが欲しがっている栄養が届かない → 疲れが蓄積するという悪循環。

60代女性に本当に必要なサプリは「筋肉 × 代謝 × 消化」の3つを支えるもの

60代の疲れはひとつの原因では説明できません。

● 筋肉が減る
● 代謝が落ちる
● 消化できない

この3つが同時進行で起こるため、単独成分のサプリでは追いつかないのが現実です。

そこで、60代が確実に押さえておくべき栄養素はこちら。

① 筋肉を作る材料（アミノ酸）

筋肉量の維持＝60代の疲労回復の“土台”。

特におすすめなのが、

● BCAA（ロイシン・イソロイシン・バリン）
● グルタミン

これらは「減る筋肉」を守り、動くカラダ・疲れにくいカラダを支えます。

② 代謝（ミトコンドリア）を底上げする成分

筋肉に材料が届いても、代謝が動かないとエネルギーが作れません。

● L-カルニチン（脂肪をエネルギーに変える）
● ビタミンB群（代謝の補酵素）
● コエンザイムQ10

こうした成分は、“エネルギーが作れる体”を取り戻すのに必須です。

③ 消化を助ける成分（消化酵素）

60代の疲れの裏に必ずあるのが消化力の弱さ。

食事もサプリも、

消化 → 吸収 → 代謝

という流れを通らないと効果を発揮できません。

● プロテアーゼ
● アミラーゼ
● リパーゼ

こういった“生きた酵素”が入ったサプリは、材料の吸収率をぐっと上げてくれます。

60代の疲れは「改善できる疲れ」まずは弱った３つの土台を整える

60代の疲れは年齢のせいではなく、筋肉・代謝・消化が一度に弱った結果です。

だからこそ、選ぶサプリは

1. 筋肉
2. 代謝
3. 消化

この3つをまとめてケアできる設計がベスト。

特に、酵素（消化）× ビタミンB群（代謝）× アミノ酸（筋肉）がそろったサプリは、60代の疲れに最も実感が出やすい組み合わせです。

60代でもカラダはまだまだ変わります。“材料が使える体” に整えるだけで、疲れの抜け方がガラッと変わりますよ。